毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。使用するデータは2021シーズンJ1リーグです。

チームごと、ポジションごとに攻撃指標・守備指標の平均を求め、散布図にしました。攻撃指標・守備指標の定義は下記の通りです。

攻撃指標:攻撃CBP+パスレシーブCBP+シュートCBP+ゴールCBP

守備指標:奪取P+守備P

今回はLSH(左サイドハーフ)です。各チームのLSHの平均は下記の通りです。


上表を散布図にしました。

R二乗(決定係数)は0.0636、相関係数は0.4に満たない0.25程度あり、相関関係はなしといってよいでしょう。近似直線はやや右下がりのグラフになっています。

横浜FMが攻撃指標が最も高く、次いで川崎Fが続きます。守備指標は柏・広島と続きます。

散布図における位置から、横浜FM・川崎Fは守備よりも攻撃、柏は攻撃よりも守備といったところでしょう。攻撃指標が最も低い鳥栖の守備指標は平均的であり、「守備に力を注いでいる」といえるような感じではありません。


簡単ですが以上です。