毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。使用するデータは2021シーズンJ1リーグです。

チームごと、ポジションごとに攻撃指標・守備指標の平均を求め、散布図にしました。攻撃指標・守備指標の定義は下記の通りです。

攻撃指標:攻撃CBP+パスレシーブCBP+シュートCBP+ゴールCBP

守備指標:奪取P+守備P

今回はOH(オフェンシブハーフ)です。各チームのOHの平均は下記の通りです。


上表を散布図にしました。

R二乗(決定係数)は0.0576、相関係数は0.24程度であり、相関関係はなしといってよいでしょう。近似直線はやや右上がりのグラフになっています。

川崎Fが攻撃指標が最も高く、次いでFC東京が続きます。守備指標は鹿島・川崎Fと続きます。

散布図における位置から、川崎Fが最も攻撃・守備のタスクが求められています。鹿島は攻撃に比べて守備が非常に高く、OHといえども守備の比重が非常に高いと言えるでしょう。清水は最も左下に位置し、OHが機能していないように見えます。


簡単ですが以上です。