毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。使用するデータは2021シーズンJ1リーグです。
チームごと、ポジションごとに攻撃指標・守備指標の平均を求め、散布図にしました。攻撃指標・守備指標の定義は下記の通りです。
攻撃指標:攻撃CBP+パスレシーブCBP+シュートCBP+ゴールCBP
守備指標:奪取P+守備P
今回はOH(オフェンシブハーフ)です。各チームのOHの平均は下記の通りです。
上表を散布図にしました。
R二乗(決定係数)は0.0576、相関係数は0.24程度であり、相関関係はなしといってよいでしょう。近似直線はやや右上がりのグラフになっています。
川崎Fが攻撃指標が最も高く、次いでFC東京が続きます。守備指標は鹿島・川崎Fと続きます。
散布図における位置から、川崎Fが最も攻撃・守備のタスクが求められています。鹿島は攻撃に比べて守備が非常に高く、OHといえども守備の比重が非常に高いと言えるでしょう。清水は最も左下に位置し、OHが機能していないように見えます。
簡単ですが以上です。
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2022/1/24 23:46
川崎Fと鹿島は4-2-3-1の試合数が少なそうなので少し偏っているかも?
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ぴくしー
2022/2/13 20:14
SPORTERIAスタッフ様コメントありがとうございます。川崎Fと鹿島についてはおっしゃる通りだと思います。相関係数は非常に小さいですが正の相関関係にありますので、OHが機能しているかどうか判別が出来るのではないかと思います。
この2チームを除くとバラツキは比較的少ないのかもしれませんね💡