2022シーズンが開幕しました。

早速データが配信されましたので川崎Fの被ゴール期待値について少し述べたいと思います。

下図は川崎F、FC東京の経過時間ごとのゴール期待値(累積)です。

終盤に至るまでは川崎Fのゴール期待値が大きく、川崎Fが試合を優位に進めたように見えます。

試合終盤では、FC東京が猛攻を仕掛け、川崎Fのゴール期待値を上回る結果になりました。

ゴール期待値

上図欄外データから、川崎Fの被ゴール期待値(FC東京のゴール期待値)は1.18であることが分かります。この数字が大きいのかどうかを計算します。

下表は2021シーズンにおける川崎Fの被ゴール期待値です。

このデータを使い2022シーズン第1節の川崎F被ゴール期待値の偏差値を計算すると54.7になります。

また川崎Fの被ゴール期待値が正規分布曲線を描くと仮定して計算すると下表の通りになります。



川崎Fの被ゴール期待値が1.18以上になる確率は約32%でした。

結構攻められたようですね。


また終盤の猛攻を除くと川崎F被ゴール期待値(FC東京ゴール期待値)は0.4程度であり、0.4未満になる確率は約15%になります。川崎Fは終盤までFC東京をよく抑え込んでいたように見えます。


試合を観戦していませんので、実際の印象とは異なる部分が多いと思いますが、データから確率を計算するとこんな印象を受けました。


いつものことながらFootball LABさんからもデータを拝借しました。


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#さあ行こうぜ名古屋