開幕戦は川崎FがFC東京を下し、3連覇に向けて発進しました。

スタッツを確認すると下記の通りであり、得点以外の数字はFC東京に分があるように見えます。


基本スタッツ


Football LABさんには時間帯別のデータがありますので活用させていただきます。

下図は川崎Fの時間帯ポゼッション率差です。ポゼッション率差は川崎Fのポゼッション率から相手チームのポゼッション率を引いた値です。

赤線は川崎Fの2021シーズンの平均です。相手チームよりも5~15%程度のアドバンテージがあります。青線は2022第1節(FC東京戦)のデータです。2021シーズンと比較するとかなり押し込まれたことが分かります。


次はシュート数の差です。こちらは川崎Fのシュート数から相手チームのシュート数を引いたものです。

時間帯にもよりますが2022第1節はかなり落ち込んでいます。特に猛攻を受けた76~90分はFC東京の方が川崎Fよりも5本多くシュートを放っています。猛攻を受けた証拠です。

以上から、川崎Fは第1節に勝利しましたが、思い通りに試合を運べなかったことが分かります。


2021シーズンには似たような事例がありました。第9節と第31節、いずれもFC東京戦です。

前半はともかく、後半のポゼッションの落ち込みは2022第1節、2021第9節、第31節、ともに酷似しています。


次は同様にシュート数の差です。


こちらも終盤の落ち込みが顕著です。2021第31節73~90分は6本も多くFC東京がシュートを放っています。2021第9節の落ち込みは大きくはありませんが、推移の傾向は同じです。

2021第31節も今回同様1-0で川崎Fが勝利しています。また2021第9節は4-2で川崎Fが勝利しています。

2シーズンだけのデータですが、川崎FvsFC東京戦の終盤は同じような試合経過を辿る傾向にあります。監督や選手が変わっているのですが不思議ですね。


毎度のことながらFootball LABさんからもデータを拝借しました。


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#さあ行こうぜ名古屋