ELGOLAZOイヤーブック2022にタックルラインや5秒未満でボールを奪い返した回数の数値が掲載されていたので調べてみました。またいつもの通りFootball LABさんからもデータを拝借しました。


チームごとの平均値を使い、タックルラインと5秒未満でボールを奪い返した回数の相関係数を求めました。

0.4以上の相関係数はMFタックルラインのみでした。どうやら関係がありそうです。


下表はチームごとのMFタックルライン(m)と5秒未満でボールを奪い返した回数です。


散布図にしました。


MFタックルライン(m)はショートカウンター指数とも相関関係にあります。

チームごとのMFタックルライン(m)とショートカウンター指数です。


散布図にしました。

上図右上に相関係数(R)を記載しました。相関係数は0.61であり、0.7には達していませんがそこそこ強い関係にありそうです。


MFタックルラインが高いことは、5秒未満でボールを奪い返した回数と関係があり、ショートカウンターに通じています。

一番上の表の数値の通り、FWのタックルラインよりもMFのタックルラインの方がショートカウンターに通じていることは非常に興味深い。


簡単ですが以上です。