ELGOLAZOイヤーブック2022にタックルラインや5秒未満でボールを奪い返した回数の数値が掲載されていたので調べてみました。またいつもの通りFootball LABさんからもデータを拝借しました。
チームごとの平均値を使い、タックルラインと5秒未満でボールを奪い返した回数の相関係数を求めました。
0.4以上の相関係数はMFタックルラインのみでした。どうやら関係がありそうです。
下表はチームごとのMFタックルライン(m)と5秒未満でボールを奪い返した回数です。
散布図にしました。
MFタックルライン(m)はショートカウンター指数とも相関関係にあります。
チームごとのMFタックルライン(m)とショートカウンター指数です。
散布図にしました。
上図右上に相関係数(R)を記載しました。相関係数は0.61であり、0.7には達していませんがそこそこ強い関係にありそうです。
MFタックルラインが高いことは、5秒未満でボールを奪い返した回数と関係があり、ショートカウンターに通じています。
一番上の表の数値の通り、FWのタックルラインよりもMFのタックルラインの方がショートカウンターに通じていることは非常に興味深い。
簡単ですが以上です。
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2023/2/14 15:06
散布図の右上のあるチームは、
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ぴくしー
2023/2/15 19:11
SPORTERIAスタッフ様コメントありがとうございます。私もコメントの通りだと思います。
「狙い通りの守備ができている」(高い位置の守備からショートカウンター)
と言えそうですね!
一方で基準線の下に来ているチームは、もしかしたら
「やろうとしてるができていない」(高い位置から奪いに行こうとするが奪えない)
という傾向があるのかも…?という気がしました。