シーズン中のひそかな楽しみであったのが

YS横浜の先発メンバーリストからフォーメーションと選手配置を予想すること


なぜこれが楽しいかというと

YSは、前節と同じことはほぼしない

ので、予想を立ててもその遥か上を悠然と越えてくるからである



■フォーメーションが豊富

1トップ2シャドーの3-6-1 か

以前のシーズンから使用している4-4-2中盤ダイヤ のどちらかが基本としつつ

4-1-4-1、3セントラルの3-5-2、5バック中盤ダイヤの5-4-1も使っており

フォーメーションだけでも様々なパターンを試してくる

豊富すぎる陣形パターン


■選手の配置が多彩

加えて、特徴的なのは選手の配置。

DF宗近 慧、MF土館 賢人、宮尾 孝一、吉田 明生、佐藤 祐太、FW宮本 拓弥といったあたりでセンターラインを形成し

相手に合わせて

DF船橋 勇真、西山 峻太、MF植村 友哉、FW大泉 和也、音泉 翔眞らをその周囲に配置するのだが・・・


この脇を固める選手たちは

サイドであれば前後左右問わず色々な場所で起用されており

これをメンバー発表時に予想するのはかなり難しい


さらには、

宮本をストッパーで使ったり、

西山をトップ下に置いたりと、

秋葉がアンカーをやったり

時折、特殊なこともやってくるので

これをメンバー発表時に予想するのは不可能に近い


ポリバレント過ぎる選手たち



■『前節と全く同じフォーメーション&面子&配置で臨む率』

個人的な集計によると、

YSが直前の試合と全く同じ 『フォーメーション』、『面子』とその『配置』 を試合開始時に揃えたのは、

第15節→第16節 と 第32節→第33節 の2回だけ

『前節と全く同じフォーメーション&面子&配置で臨む率』は

驚異の6.1%である

※ちなみにJ2ヴァンフォーレ甲府の

 『前節と全く同じフォーメーション&面子&配置で臨む率』は0.0%であるが、  これはミッドウィークでのターンオーバーを採用していたのが大きい  開幕数試合を除けばフォーメーションを3-6-1で固定しており  『前節と全く同じフォーメーションで臨む率』なら97.6%にも上る  一方、YSの『前節と全く同じフォーメーションで臨む率』は54.5%であり  通常のターンオーバーとは全く異なるチームマネージメントであることがうかがえる



■いつかは当てたいピタリ賞

もとより シュタルフ 悠紀リヒャルト 監督は 手を変え品を変え次戦に臨む監督ではあるが、 今季は特に顕著だった気がする 執筆時点で監督の動向は未定だが、 来季こそ1回はピタリ賞を狙いたいものである。