この試合の基本的な構図　（札幌ビルドアップ）

柏レイソル　

コンサドーレ札幌

試合全体を通して札幌が４－１－４－１でボールを保持し、柏が５－３－２で守るという状況が多く見られた。

札幌はビルドアップ時、27荒野が最終ラインに落ちたりアンカーのポジションに入ったりしてゲームをコントロール。ミシャからの「アラノ！アラノ！」という声が印象的で、ボールを大事にするためにも荒野のポジションは非常に大事だと感じた。

また、状況によって5福森はハーフレーンにポジションをとることもしていた。

札幌はどうやって前進しゴールへ向かったか？

• ワイドの選手にロングボールを供給し前進
• ひとつ遠くの選手につける
• ボールの出し入れを繰り返す
• ワイドの選手からワンタッチで中央のジェイにあててフリックで小柏が背後へ抜ける

このデータからも最終ライン中央にポジショニングしていた高嶺、荒野、田中からパス供給していたことが分かる。

ピックアップ選手

両者ともに背後へ抜けるプレーが光っていた。特に細谷に関してはしっかりボールを収めて味方に繋ぐ、サイドの背後へ抜けだし起点を作るといった前半になかったプレーで柏の攻撃の機会を増やした。

総評

札幌のプレーの質がひかり、試合内容とともに札幌の勝利。試合全体を通してラフプレーが多かったように感じ観ていてあまりいい気はしなかった。

VARはプレーが再開されたら戻れないというのを知り、もし札幌の決勝点のジャッジが札幌の抗議で気づいたのだったら幻のゴールになりサッカーのこわさを感じた。