【最初に】
ハイライト
再開後の初戦。雨の日本平で名古屋は辛勝ながら勝ち点3を獲得。
COVID-19陽性者を2名出してコンディション不良が続く中で価値ある勝利でした。
【フォーメーション】
仙台との開幕戦との違いはシミッチが米本と変わっただけ。
シミッチはTM岐阜戦でコンディションの良さを見せていたので当然の起用とは思います。
いまだに復帰の報がない宮原、青木が心配です。
対して清水は高卒ルーキーのMF鈴木、ユースからの昇格2年目のGK梅田と若手を要所に使うという選手起用でした。
2人ともいい動きしてましたが、清水サポは目が厳しいのか、某チーム別掲示板で悪く言う書き込みがチラホラ。
清水が嫌になったら名古屋に移籍して見返してやってください。
【スタッツ】
ボール保持の清水とショートカウンターで刺しに行く名古屋という展開。
昨年秋の日本平では全く逆のスタイルでしたね、清水-名古屋戦。
そう、風間八宏が名古屋で最後の采配となった試合です。
試合直後の無言のゴール裏が記憶に新しい。悲しかったですね、あの時は…。
【1失点】
清水は今年からポゼッション志向と言われるクラモフスキー監督に変わりました。
横浜FMのポステコグルー監督の下でコーチをしてきたという経歴ですので、TM岐阜-名古屋戦のスカウティングも入念に行ってきたのでしょう。
岐阜戦でも低調子だったCB丸山とSB吉田の連携を前半早々から執拗に突かれていました。
この試合の失点も前半18分、清水MF金子の執拗なチェイスにシミッチがボールロスト→後藤とワンツー→丸山、吉田間にスルーパス→金子のシュートで失点。
毎試合金子に得点されているイメージがあります。背は低いですが、思い切りのいい飛び出しとシュートのあるいい選手です。個人的なイメージでいうとチョロQ。スピードに乗ったドリブルから速い低いクロスも入れられるので、マッシモが好きそうな選手ですね。
その後も前半28分のシーンなど危ないシーンがありましたが、神様、仏様、ミッチ様のおかげで追加点は許さず。
【2得点】
このデータ、清水の失点パターンを正確に表していない気もしますが合ってるんでしょうか??
それはさておき、名古屋の得点は相馬1点、オウンゴール1点。
相馬の1点目はシミッチのヘディングシュートのこぼれ球を押し込んだ形。
オウンゴールは前田のドリブル突破からのクロスが清水DFヴァウドに当たりゴールに入った形でした。ほぼ前田の得点ですね。
昨シーズン日本平で清水にやられた形をそっくりそのままお返しした形ですが、ショートカウンターが何回か決まってました。決定力が無いのは相変わらずでしたが、同点にした以降は安定した試合運びでした。
【名古屋の良かったところ①復活のシミッチ】
1失点目は彼には珍しいボールロストからでしたが、それ以外は同点に結び付いたヘディングシュート、長短の正確なパス、豊富な運動量で常にパスを受けられる場所へ献身的に動く姿勢、マエストロの完全復活ですね。米本、稲垣、シミッチと計算できる選手がいるのは大きい。彼がいるとセットプレーのヘディングでも優位に立てるので存在感があります。
【名古屋の良かったところ②阿部ちゃん】
この試合も絶大の存在感。怪我には気を付けて!
【名古屋の良かったところ③COVID-19からの復帰、ムー】
おかえりなさい。
まだ完全復活ではないのでしょうが、ボールを持った時の前への推進力は流石の一言でした。迫力が違います。
【名古屋の悪かったところ①金井に調子を乱されていた相馬】
得点したのは良かったですが、終始ラフプレー気味に対応された金井に調子を乱されっぱなしでした。
何かのインタビューでプレミアリーグでプレーしたいと語ってましたね。
プレミアリーグなんてファン・ダイクなどゴーレムみたいなDFばかりいるリーグなのに、金井程度の嫌がらせでイラついてどうする!
自慢のスピードで格の違いを見せつけてやるのがリベンジの方法でしょう。
最後の審判に文句言って退場するのも愚の骨頂。
スタメンを張ってる自覚を持ってください。
【名古屋の悪かったところ②パルプンテに期待するしかないマテウス】
ポジショニングが相変わらず自由の風を感じすぎているマテウス。
自由にやるなら1試合1得点、または1アシストはマスト。
周りの選手が気を使って空いたスペースを代わりに守ってくれるうちは良いですが、守備の不安定感が今のままでは、あと数試合して金崎、山﨑あたりが復調したらベンチ外もあり得る。
スピードもパワーも意外性もあるだけに非常にもったいない。一皮剥けてほしい。
【最後に】
休む間もなく、水曜日は豊スタでガンバ大阪戦です。
出場停止の相馬抜きでどう戦うか、楽しみです。
そして願わくば連勝と行きたいところですね!
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