※東京ヴェルディを応援する人が書いています
2022年4月23日 土曜日 14:02 味の素スタジアム
基本情報
天候:晴 気温:24.8℃
主審:長峯 滉希 副審:竹田 明弘、阿部 将茂 第四審:長谷川 雅
J2第11節、8試合負けなしから連敗で迎えたホームの千葉戦。
ここからゴールデンウィークの連戦に突入することもあり、これ以上の連敗は命取りになる一戦。とはいえ、2戦連続3失点ながら守備が崩壊している、攻撃が機能していない、という状況でもないために、全体としてドラスティックに変更が加えらるような状況でもないため、連戦の初戦で変な負け方をしてしまうと、そのままズルズルと「沼る」可能性もあるだけに、ゼッタイに負けだけはいけない試合。なお負けないだけでなく、できれば史上初の日テレ東京ヴェルディベレーザとの共催試合ということからも、後に行われるベレーザのためにもぜひとも快勝してほしいところ。
ズッ友の千葉さんとは、これからも仲良くやっていきたい。
スタメン
前節から変更は3人、左サイドに深澤、インサイドハーフに石浦、右ワイドに小池が入る。相手には前線に高くて強い選手がいるため、ハイボールの守備が勝負の分かれ目になるのではないか。
交代
60分 深澤→加藤蓮、石浦→森田
同ポジション交代。深澤と加藤蓮の交代はなにかトラブルだったのだろうか?今日のプレーだけえを見ると、山越との交代にして、深澤を残して右に配置する形だと違いが出せたかもしれないが、同じような特長の選手の交代だったので、交代枠という意味では少しもったいないかな。ただ山越もプレー自体に問題はなかったし、64分の決定的なディフェンスといい、高さといい残したのは理解できる。森田はもう少しゴールに向かうプレーを期待されてのことだろうと思われる
70分 梶川→阿野、小池→バスケスバイロン
引き続き同ポジ交代。阿野にはより攻撃的に、バスケスバイロンもジョーカーとしての期待をもっての投入と思われる
76分 山越→杉本
馬場、谷口、加藤蓮の最終ラインでスリーバックに移行。途中からは山本が落ちて、馬場、山本、谷口、加藤蓮のフォーバックにもなっていたかも。杉本は当初左ワイドに入って、新井が一列中に入ったようだが、途中からは杉本が中に入ることが多かった模様。
キャプテンマークは青→黄
対戦相手 スタメン
前節から2名の変更。トップの櫻川、左ウィングバックの末吉。守備は5バックで、攻撃では、櫻川のワントップ、見木と高木トシの2シャドーで組み立てる形。トシとはおそらく初対戦。
試合
パスミスが多かった印象。特に前線の選手が動き出していない、誰もいないスペースに自らボールを手放すようなパスが散見されて、ユニフォームの色が見づらかった問題の影響の可能性もあるが、それにしても多かった印象。5バックで守る相手を崩すには、個人技、高さ、ダイレクトプレーあたりが有効だが、あんまりそのあたりのプレーが見れなかったかな。全体として同点からの10、15分こそ攻めていたが、ゴール期待値が低空飛行なことからも、今期ワーストだったのではないだろうか(正直千葉もゴールのニオイしてなかったけど。。。)。最低限負けなかったのは良かったが、、前節には高木三兄弟の三男(大輔)に点を取られ、今節では長男(トシ)に点を取られて、5月連戦中に山口の次男(善朗)と試合があるので、高木家ハットトリックは避けたい。
元々真ん中をぶち抜いていく印象は強くないものの、直近3試合のPA侵入を見ても、真ん中が明らかに少ない。トップが孤立して、刺すパスが入っていないのだろうと推察できる。今日のゴールのように、センターレーンでの連携に活路がありそうな気がする。今日は小池と深澤、山越が真ん中に斜めに入ってきてはいたが、新井は基本的に入らない(流れで右にいるときには、中にも入ってくんだけどな、、)、インサイドハーフがポジション低くて入れていないように見えるので、今後注目してみてみたい。
得点・失点
52分 失点
ハイプレスに行ったところをひっくり返しの縦パスが入り、櫻川を3人で囲ったもののワンタッチで、オフサイドぎりぎりで飛び出した高木がディフェンスライン裏に抜け、ハーフウェイラインから独走でドリブルシュートを決められた。きちんと崩された形だが、このプレーはこちらも参考して、積極的に取り込んでいきたい。
81分 佐藤凌
馬場が持ち上がって、真ん中に入ってきた杉本へクサビのパス、すれ違いで前線に飛び出した佐藤凌に落として、斜めにドリブルをした佐藤凌がフリーに。キーパーとの1対1を丁寧に決めて、同点!複数人がゴールへのイメージを共有した素晴らしい連携だった。
そのほか雑感
▽千葉のユニフォーム見づらい問題は本当に迷惑。少し見ればわかるでしょ
▽会場では気が付かなったが、映像でみると、きちんとポジションを取っているのがわかるが、丁寧過ぎて、意外性がない。もう少しミドルシュートとか、ワンツーとかあっても良かったのではないか。阿野が最前線のラインでポジショニングしたり、杉本が入ったことで、少し立ち位置があいまいになり、逆に意外性が生まれて良い形を生むことに成功したかも
▽インサイドハーフに、うまさだけではなく、強さがほしい。今だと山本を前目で使うのが良さそう
▽今年は、小池の古巣恩返し弾がなかなかでない。っていうかゴールがない。チャンスがなかったわけでもないのでもう少し。前半CKからのボレーもいい当たりだったけどな。。
▽前半、深澤が指示していたのか、新井が外だけでなく、一列中にポジションを取っていたこともあり左サイドのポジションの流動性が良かったように見える
▽こちらの2センターバックにあまりプレッシャーがなかったことを考えると、最後列からのボールがもう少し積極的にあっても良かったかな
▽苦しいときに点を取ってくれる選手を、エースと呼ぶことを考えれば佐藤凌はエースだ!88分のヘディングか、92分裏抜けで決めればスーパーヒーローだった。。
▽馬場は、アンカー、サイドバックなど別ポジションでも試してほしいかも。あと、佐古をファーチェック&ターゲットでパワープレー要員でベンチ入りさせるのはありだと思う
▽最近新井のドリブルの方向が、「外」になっているような気がするし、ドリブルで抜くところまでは出来ているが、センターリングの精度と身体が崩れてしまってコースが読みやすい感じがあるのは改善の余地がありそう
▽小池と新井は、一緒に温泉でも入って少し連携を深めたほうがいいかも
▽馬場と櫻川の世代別代表対決は見ごたえがあった
▽正直、千葉が5-4で引いて守ってくるとは思わなかったが、こちらに高さがない分、判断はありだったかなぁ
▽審判
基本的には流すタイプの審判だったため、相性は悪かったかなとは思う。ここ2戦のひどい審判と比べるのも申し訳ないが、判断自体には大きなブレもなく、インジュリーの疑いがある際には試合を止める判断も適切だったかなと。30分のハンドの見逃しは、、こちらとしては厳しい判定だったが、まぁシーズン通してそういうこともあるかなぁと。
次節
vs ヴァンフォーレ甲府
2022年4月27日 水曜日 19:30 JIT リサイクルインク スタジアム
連勝し好調な甲府を相手に、連敗を止めた流れで何としても勝点を獲得してほして帰ってきてほしいところ。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/4/27 21:22
得点シーンはお互いに"らしさ”を感じただけに、その"らしさ"を出す機会をもっと増やしていきたいですね💡
>今日のゴールのように、センターレーンでの連携に活路がありそうな気がする
一番怖い中央を使いながら、ペナルティエリア内に続々となだれ込んでくるような迫力ある攻撃が見られることを期待しています✨