輝く新戦力、蘇るハマのGT–R

横浜F・マリノスレビュー



①スタメンについて

各メディアやファミリーの予想スタメンとは異なり、右にエウベルではなく水沼宏太、CBにエドゥアルドは起用せず、岩田智輝となった。

のちに、キャンプでの畠中と岩田の組み合わせは数分のみであったことが明かされている。

マスカット監督は選手のコンディションや相手の特徴を考慮してメンバーを選択しているように思える。

フォーメーション図



②注目した選手3人


攻撃スタッツ - 小池 龍太

まずは小池龍太。スプリント回数25回、走行距離12km。90分間、効果的なランニングを続け、相手にとって厄介な選手であった。昨年は右サイドでエウベルとの連携に輝きを見せたが、左サイドで、仲川、マルコスと連携し、そのユーティリティーさを見せつけた。



攻撃スタッツ - 仲川 輝人

仲川はLWGでの出場であったが、随所に2019シーズンを彷彿させるドリブルとランニングを見せつけた。あとは永戸、小池裕太との連携と、右足での得点パターンの構築が必要である。




攻撃スタッツ - アンデルソン ロペス

最後はやはりこの選手。コンディションが100%でないうえに、24分の出場時間で1G1A。

マスカット監督も「今シーズンは彼が主役になる。」と豪語している。

LWGでの起用も噂されているが、今後の起用方法、投入タイミングにはJリーグファンが注目するだろう。



③今節のマスカットサッカー

昨年の神戸戦では、ポステゴグルーの一貫した戦いとは異なる、ハイプレスではなくアンカーを消すプレスを見せたように、相手によって戦い方を変えるマスカットサッカーには注目している。

今節は昨年のメンバーがベースであり、戦い方も大きくは変わらなかったが、相性の悪い相手に対して、柔軟なポジショニングの変化により、試合内容は圧倒したものであった。



④次節(川崎戦)スタメンと展望

GK 高丘

RSB 松原

CB 岩田 畠中

LSB 小池龍太

CMF 喜田 渡辺

OMF マルコス

RWG エウベル

LWG 仲川

FW レオセアラ


相手が川崎ということもあり、悪くなかったC大阪戦から大きくスタメンは変えないと予想。

マルシーニョに対する松原、ダミアンに対するCBは不安要素であるが、マスカット監督がどう考えるか。状況によっては小池裕太、エドゥアルドの投入は不可欠である。

勝負は残り30分。層の厚さで言えばマリノスが優位であり、新戦力の活躍に期待する。


予想は2−1でマリノスwin