こんばんは、神セーブです。

大宮戦のレビュー、プレビュー答え合わせです。


スタッツ

基本スタッツ

お互いボールを握って攻撃をするスタイル同士、スタッツも互角でした。


得失点パターン

得失点パターン

得失点パターン

磐田のゴールは松本・ベッカム・昌也からのクロスで3得点、

大宮のゴールはクロスからこぼれ球を押し込む形で1得点、

シュートのこぼれ球を押し込む形で1得点。

磐田の失点パターンは開幕からまったく改善されませんね。


ゴール期待値

ゴール期待値

ゴール期待値は磐田は1.59に対し3得点、

大宮は1.22に対し2得点。

お互い期待値以上の決定力を見せました。

ジュビロ磐田スタメン

フォーメーション図

前節から若い森岡陸を替えて中川創を起用しただけでほかは同じ。

前半終了時点でスタミナ切れの兆候が見えた今野、康裕の起用には疑問が残ります。


大宮アルディージャスタメン

フォーメーション図

右サイドバックと右CBを替えてきました。

ハスキッチはベンチスタートでしたが、途中出場で結果を出されました。


大宮の攻撃


パスソナー・パスネットワーク

パスソナー・パスネットワーク

時間帯別パスネットワーク図

時間帯別パスネットワーク図

エリア間パス図

エリア間パス図


磐田がそこまで前からプレスに行かなかったので、三門選手は最終ラインに下がる事は少なく、ボランチの位置でパスを捌く事が多かったです。

大宮の得点シーンは大宮の狙い通りの形だったのではないでしょうか。

磐田守備陣は5-2-3のブロックを敷きますが、人に食い付いていく事を利用し、

①右SBが少し低い位置でボールを受け、松本昌也を前に引き出す

②SHの小野が中川の目の前から松本の背後・今野の脇へパスを受ける動きをし、中川を食いつかせる。

③中川の空けたスペースへ矢島が走り込み、そこへ縦パス。ふわっとしたボールだったが、3バックの真ん中の大井は中央にスペースを空けたくないので、スライドの判断に躊躇。

矢島は余裕を持ってトラップ、前を向ける。

この時点でも大井は寄せ切れないので、ほぼフリーの状態でクロスを入れる。

④磐田右CBは大井が左へ行ったので、中に絞るが、この際に中野誠也は鈴木の背中を取っており、少しファーサイドに逃げてマークを外しゴール。


2点目は磐田が前からプレスに行きましたが、連動はしているものの、疲労で寄せるタイミングが遅いため、大宮としてはプレスを交わすことは容易だったように見えました。


その守備に関してアグレッシブで良かったという磐田指揮官…

服部年宏コーチには守備の約束事の整備をして、失点を減らせるように指導してほしいです。


大宮アルディージャ注目選手


①中野誠也選手

攻撃スタッツ - 中野 誠也

守備スタッツ - 中野 誠也

ヒートマップ - 中野 誠也

みんな大好き中野誠也、選手紹介の時も大きな拍手👏

前述したように抜群のポジショニング、セカンドボールへの反応で今シーズン初ゴールを上げました❗️

交代した直後、磐田ベンチ前で小川航基らにも肘タッチを交わしたシーンは個人的にはほっこりしました。

磐田戦でシーズン初ゴールを挙げた選手、ウタカ選手などケチャドバなので、中野誠也もケチャドバするはず❗️


②馬渡和彰選手

攻撃スタッツ - 馬渡 和彰

守備スタッツ - 馬渡 和彰

ヒートマップ - 馬渡 和彰

馬渡和彰選手はベンチスタートで6分間のプレーでした。

連戦という事でターンオーバーしたのか、対磐田でなにか渡部選手を起用した理由があったのかはわかりませんが、渡部選手からの攻撃で得点しているのは岩瀬監督の狙い通りだったのかもしれませんね。


磐田の守備注目ポイント


①中盤でワンボランチになる選手を潰せ❗️


チームとしてここを狙い目としていなかったようで、三門選手も下がらなかったので、奥抜選手の所ではボール奪取するシーンはほとんどありませんでした。


②DFブロックをコンパクトに保てるか❗️

ある程度はできましたが、失点シーンはスペースを使われて失点…。


大宮の守備・磐田の攻撃ポイント

パスソナー・パスネットワーク

パスソナー・パスネットワーク

時間帯別パスネットワーク図

時間帯別パスネットワーク図

エリア間パス図

エリア間パス図


前からプレスをかけてくるシーンもありましたが、三浦龍輝の正確なフィードキックとルキアンのポストプレーでかわされたので、無理にプレスに行かなくなりましたね。


磐田の得点はすべて松本昌也からのクロスからの得点❗️

大宮の守備がボールウォッチャーになった感じはありませんでしたが、昌也のクロスの精度、中の選手のポジショニングの良さが光りましたね❗️


ジュビロ磐田注目選手


①小川航基選手

攻撃スタッツ - 小川 航基

守備スタッツ - 小川 航基

ヒートマップ - 小川 航基

予想に反してアディショナルタイム含めて9分間しかプレータイムを得られず。

しっかりとリードを守り切るプレーを全う。

自陣右サイドでの守備はナイスプレーでした。


②伊藤洋輝選手

攻撃スタッツ - 伊藤 洋輝

守備スタッツ - 伊藤 洋輝

ヒートマップ - 伊藤 洋輝

残念ながらボランチではなく左WBでの途中出場。

1-2から同点に追いつくシーンでは長いリーチを活かしてボール奪取、鹿沼に繋ぎ、同点ゴールのきっかけを作りました。

そして久しぶりの#番長伝説ネタ、3-2リード後、スローインを主審に早くやるよう催促されても余裕で水を飲んでましたね、流石です❗️


この試合でもスタメンの人選、交代のタイミングの遅さなど、采配には疑問が残りましたが、選手の個のクオリティと頑張りで勝点3をもぎ取りました。


山形戦は疲労を考慮してメンバーを替えてほしいです。

5連勝なるか⁉️

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました❗️