こんにちは、神セーブです。

町田戦レビューしていきます。

スタッツ

町田のスカウティングで磐田の弱点をしっかりとチームに落とし込まれ、走ること、球際の強さでも完敗。

ゴール期待値

町田は決定機を確実に決め、磐田は決定機をほとんど作れませんでした。

CKから松本昌也のヘディングシュートを谷が左手1本でセーブしたシーンはこの試合の大きな分岐点だったかもしれません。

走行距離・スプリント回数

個人的にはスプリント回数より走行距離の少なさが気になります。

ポジションの取り直し・動き直しすら少ない証拠とも言えると思います。

試合展開

スタメン

町田は出場停止のドレシェビッチに代わり中山がいきなりスタメン。

ボランチには白崎と仙頭。

相馬がコンデション不良で外れ、藤本が左、エリキが右サイドに入りました。

磐田は怪我から復帰した川島がスタメンに。

鹿島戦で好パフォーマンスだった三浦を替えたのは疑問。

渡邉りょうに代わりジャーメイン良がスタメン復帰。

ハイライト動画

1失点目

開始早々の3分で失点。

ハイライトにはありませんがその前のCKかどうかというジャッジが2回連続で微妙なジャッジで、不運な面もありました。

ボールへの反応の早さで負けてしまいました。

町田の守備

2トップの1人がアンカーのレオ・ゴメスをケア、もう一人がパスコースを切りながらCB、GKにプレス。

プレスの形としては4-4-2というより4-2-4という感じで、2トップとサイドハーフが連動したゾーンディフェンス。

2トップがあまりMFラインと連動しない磐田の4-4-2ゾーンとは大きな違い。

15：21の場面

植村がハーフレーンのスペースへ走り込む。

ジョゼがワイドレーンに開く。

町田の藤本は中を締めて植村へのパスコースを切る。

ここで海音がジョゼへパスを刺し込めばジョゼから植村へパスを入れてアタッキングサードへ入り込めそうな場面でしたが、海音はジョゼへパスを出さず。

せっかくの植村のフリーランニングが無駄になってしまいました。

これが続くと植村は走らなくなってしまう。

ここはジョゼに出してほしかったです。

19：34の場面

この時間帯はアタッキングサードにボールを運ぶ事が出来ており、セカンドボールも拾えて押し込みたい時間帯でした。

19：34ではセカンドボールを拾ったレオ・ゴメスに対して横さんが「サイド！サイド！ボールを動かせ！」と指示が飛んでいます。

しかしレオはヒルへバックパス。

そこから海音→川島とボールは無駄に下がり、町田のポジションが前進。

せっかくの良い流れを自ら手放してしまいました。

20：45　町田の攻撃

町田は攻撃時3-1-4-2のような立ち位置を取ってきました。

湘南戦でうまく守れていなかった磐田をスカウティングしたら当然とも言えます。

アンカーレオ・ゴメスの脇にエリキと仙頭がポジションを取る。

磐田はここのケアは誰がするのかはっきりせず、再三エリキに起点を作られます。

アンカーポジションを取る白崎へのケアもジャメの対応は中途半端。

昌子が持ち出したところも金子が行くのか行かないのか曖昧で、望月へのパスコースも切れていない。

町田との守備の約束事の徹底の差が明らかでした。

27：57の場面

2失点目の直前のボールロスト。

川島の植村へのロングフィードがミスになった。

毎試合気になるのが海音のポジショニング。

ビルドアップ時はヒル・川島、もしくはレオと三角形を形成してワイドに開いてボールを持ち出せばもっとビルドアップの起点になれると思うのに、中央3レーンからあまり出て行かない。

この場面も図のように開いてもらえば植村へショートパスで展開できたのでは？と思います。

2失点目

ゾーンディフェンスってその名の通り、ゾーン（範囲）を守る守備ではあるのですが、

自分の守るエリアに侵入してきた相手選手をマークしてシュートを撃たせないようにしないといけないんですよ。

2失点目はヒルはニアのゾーンを見てるのですが、中央にオセフンとエリキが入ってきていて、フリーにしてしまっています。

もう少し相手を見て、流れとしてはオセフンをしっかりマークしておくべきだったかなと思います。

海音が1対1で負けてクロスを上げられたところで勝負ありという感じでもありました。

3失点目

まずオセフンと植村の1対1で負けた事が良くないですね。

そしてここもエリアと人の問題で、人を見ずにとりあえず自分の守備担当エリアに戻ればいいよねという集中力の欠如。

レオ・ゴメスは藤本が自分の後ろにいるにも関わらず、ボールウォッチャーになり藤本を見ていません。

担当エリアに侵入してくる相手選手をマークするということを怠ったが故の失点。

札幌戦に切り替えて、相手の攻撃に対しどう守るのか、

相手の守備をどう崩すのか、どうボールを運ぶのか、

チームとしての意思統一をはっきりさせて試合に臨み、勝利を掴み取ってほしいです。

まだまだ諦めるのは早すぎる。

頑張れジュビロ！

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました！

〆