写真提供:cyocobi.01.07 さん



こんばんは、神セーブです。

仙台戦レビューしていきます。


スタメン

仙台はクルークス対策で守備力と経験値のある奥山をLSBに起用。


他は仙台、磐田ともに前節と同じメンバー。


試合展開


前半


磐田はかなり強い向かい風の前半。


仙台の守備

ミドルブロックで構えてから前へ圧力を掛けてくる形。

磐田ボランチを2トップがカバーシャドウで消す。


仙台のダブルボランチは中央のスペースを潰す。


クルークス・倍井にはSBとSHで対応。


仙台の攻撃


狙いは磐田の2トップを誘い込んでサイド経由で中央に差し込み、武田・鎌田からDFラインの裏を突く形。

追い風が強すぎてパスが流され、うまくいかないことが多かった印象。


磐田先制!!


20分、植村のスローインをクルークスがヘディングで落とし、角が相手DFに囲まれますがかわしてドリブルで相手陣内へ。

クルークスとワンツーでニアゾーン攻略、武田・奥山のプレスをかわし、奥山にトリッピングで倒されてPKを獲得!



これをクルークスが冷静に決めて磐田先制!!


磐田 追加点!!

このゴールはチーム全体で良いポジショニングから良いビルドアップができました。

上夷のこの持ち出しからのバイタルエリアへの縦パスが良かったですね!


パスを受けた倍井は井上のプレスよりも早くペイショットへ預けて裏抜けラン。

植村も裏に走ったため奥山・菅田は下がる。

警戒されていたクルークスがフリーに。

そこからのクロスに植村がバックヘッド。

角と松原がファーに走っていることで、GK林は松原にシュートされることを警戒し、ボールの軌道の確認を怠った。


林の判断ミスではありますが、ペナ内に6人走り込める状況をチームとして作れたことでその一瞬の判断ミスを起こさせた得点!!


2-0で前半を折り返す。


後半

2点ビハインドの仙台は荒木→宮崎、奥山→石尾へ交代。

攻撃的な選手を投入してきました。


後半追い風の磐田。

しかし風が強すぎるのか、追い風の方がプレーしにくそうに見えました。

前半の仙台もそうでしたが、風でボールスピードが空中で加速して合わせにくい感じ。


逆に向かい風の仙台の方がロングボールがスローになり、ターゲットの宮崎に合わせやすい形が増え、

仙台のロングボールの多い攻撃で押し込まれる展開に。


https://www.at-s.com/life/article/ats/1680960.html


60分、上記リンク先記事で監督が話す通り、コンディションが悪かったらしい松原后が交代。

同じタイミングで倍井・角も交代。

川﨑がLWG、トップ下に佐藤凌我、LSBに為田が入りました。


仙台1点返す!

ロングボール→サイドからクロスという流れが多くなっていたこの時間帯、阿部の好守で踏ん張っていた磐田DF陣でしたが、注目選手に挙げていた武田のCKから菅田が合わせて1点を返される。


選手交代


72分、疲労の見える植村から西久保駿介に交代。

西久保は今季初出場。


77分、仙台は相良に代えて名願を投入。

左サイドの攻撃の圧を強める。


83分には仙台は鎌田→工藤、エロン→梅木を投入。

磐田は上原→金子大毅を投入。


仙台 同点

またも武田が違いを見せる。

金子大毅のマークを一瞬外し、左足で鋭い縦パス。

中央のスペースをケアしていた中村も体力の限界がきており足が出ない。

クルークスが攻め残りなのか、プレスバックを怠っていたのか、西久保は名願と石尾を見る形になっていた。


阿部のディフレクトが小さくなり、そのままゴールへ吸い込まれてしまった。


勝利への執念

ダゾーンでは仙台のゴールシーンが流れていたので、同点にされた後の磐田の選手の様子が映っていませんでしたが、中村駿がみんなを集めて檄を飛ばしたようです。


中村がリーダーシップを発揮できること、戦術理解が高いことからジョンは重用していますが、守備力・後半のスタミナ切れの問題は明らか。

彼と交代できる選手が出てくるともう少し安定したゲームクローズが出来そうかなと思う一因ではあります。


しかしその檄の効果か、磐田の選手が下を向かなかったことは素晴らしかった。

失点直後の攻撃、阿部のロングボールをペイショットが落とし、佐藤凌我と川﨑一輝が猛スプリント!

佐藤凌我も磐田初ゴールを奪い、評価を高めました。

角がニアゾーンへのランニングでチャンスに絡む動きを見せ評価を高めたことで、チームとしてトップ下の選手がどういうプレーをすべきかが整理されてきた印象。


ストライカーとしての佐藤凌我の怖さが出てきましたね。


このゴールが決勝点となり、3-2で磐田が勝利!

今シーズンアウェイで初勝利をあげました!


スタッツ


基本スタッツ

パス成功数は425と500を大きく下回りました。

仙台の守備強度は甲府以上だったとはいえ、もう少し高めたいところ。


被シュート数が多すぎるので、守備の整備は必要です。


ゴール期待値

ゴール期待値

前半で2-0と出来たため、無理に攻める必要はなかったのですが、後半攻勢を強めた仙台の心を折る3点目を先に取れなかったことで、仙台の息を吹き返させてしまったのは反省点。


ピックアップスタッツ

GKスタッツ - 阿部 航斗

21本の被シュート、内枠内12。

2失点したとはいえ、5本のシュートセーブは素晴らしかったです。


ビルドアップでの貢献も◎。


次節に向けての改善点


監督インタビューで60分までは良かったと言っていましたが、個人的には後半も多少ロングボールは増えましたが、ポゼッションしながら前進出来ていたので、攻撃は悪くなかったと感じました。


終盤、不用意なロストの仕方などは反省点ですが。


後半仙台に押し込まれたのは守備でボールを奪い返す回数が少なくなり、攻撃される回数が増えたからだと思います。


改善点① WGの守備


クルークス・倍井の守備のポジショニングをもう少し下げて、4-4-2のブロックをしっかりと組むべきではないでしょうか。


磐田の守備陣形は4-4-2というよりは4-2-4。

WGが相手 CBにプレスに行きますが、簡単にSBに展開されて前進されたり、磐田ボランチ周辺にパスを差し込まれたりしがち。


しっかりブロックを組む時は4-4-2でボランチ・サイドバックと連動した守備で、簡単に磐田陣内に入れさせないようにしたい。


②DFラインをコンパクトに

守備ブロックをしっかり組んだら甲府戦のようにDFラインを高くし、守備ブロックをコンパクトにしたい。


③セカンドボール回収

今回仙台はロングボールを多用してきました。

DFラインを高く、コンパクトな陣形にする事でボランチや2列目の選手がセカンドボールを拾いやすくなります。


仙台戦では83分に上原を金子大毅に替えましたが、60分くらいに機動力があり、守備も強いレオ・ゴメスを入れても良かったのでは、と思いました。



Shooting star




叶わぬ理想 嘆いてないで

写真提供:cyocobi.01.07 さん


大切なモノ愛したい

写真提供:ともさん


酸いも甘いも きっとドラマに必要なFlavor

写真提供:cyocobi.01.07 さん


ただ過ぎていく景色でさえも

あなたとならば美しい

写真提供:ともさん


今を駆け抜けて"Shooting star !"

写真提供:cyocobi.01.07 さん


駆け抜けて You are the "Shooting star "

写真提供:cyocobi.01.07 さん


輝いて You are the "Shooting star "

写真提供:ともさん


素晴らしい写真を提供して下さったcyocobi.01.07 さん、ともさん、ありがとうございました!


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!