山岸の突然の移籍に腰が抜けました。

ということで、怒りのライバル視察 福岡編です。


福岡の順位推移をみると、まさにジェットコースターですね。

4節で17位まで落ちると、そこから急上昇で8節には3位に。

ところが、またも急降下。16節時点では17位に逆戻り。

しかし翌17節から再上昇を始めると、あれよあれよで前節昇格圏内の2位に躍り出ています。


そんな上昇が始まった直後の18節。我々山形はホームで0-1の痛い敗戦を喫しました。


この好調の要因はどこにあるのか。

スタッツを眺めてみると。。。なんとも驚愕の数字が。


まず、おなじみになりつつある「ゴール期待値」ですが



あれ?福岡いないな・・・。と思ってよく見ると、まさかの下から5番目。18位でした。1.051・・・

実際のゴール数も1.1と期待値通りに点が取れてますが、そもそもゴール数が少ないですね。


そして、別の指標としてFootball LABCBP(チャンスビルディングポイント)にも注目してみました。

リンク先にもある通り、


「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化した指標です。選手(またはチーム)に対する評価方法が様々ある中で、「シュート機会への貢献」という観点での評価に軸足を置いています。


とのことです。


で、これのチーム別ランキングを見てみると・・・



あれ?またも福岡いないな???

どこだ???

と思って見ていくと・・・まさかの最下位でした。。。


つまり、ここまでの福岡は、攻撃で相手を圧倒するのではなく、守備をベースに少ない得点機会を生かして勝ち点を積み上げてきたとデータから想像できます。


ちなみに同Football LAB内のチームスタイル指標を見てみると、福岡は


・ショートカウンターでリーグ5位

・ロングカウンターでリーグ3位


反対に


・敵陣ポゼッション、自陣ポゼッションはどちらも21位(!)


と明らかに堅守ベースのカウンター型チームというのが見て取れます。


この堅守型のチームに得点力を補強するための今回の山岸強奪なのでしょう。

何しろ、山岸はリーグ内のゴール期待値8位のプレーヤーですから(涙)


福岡は「5年に1度昇格する」というジンクスがあるらしいですが、今回の補強によって、その実現度合いが高まったのではないでしょうか?


次回山形との対戦は11/21の第35節。

それまでに双方がどのような位置で対戦を迎えるのか。

そして、山岸は何点取っているのか(涙)。。。


福岡の変化を気にしながら見ていきたいと思います。