1.はじめに

ベガルタサポーターです。

本当はベガルタ戦術藩のようなマッチレビューを書いてみたいのですが、どうも、まだ自分には「戦術眼」がない…。

ということで、このブログは観戦記録・感想・雑感をまとめたものです。

ほぼ自分の記録用です。


広島スタメン

前節の横浜FM戦から浅野に代えて森島、青山に代えて川辺をスタメン起用。

結果的に、この川辺が厄介になったと思う。

ボール非保持は5-4-1で守備

フォーメーション図


仙台スタメン

前節のC大阪戦から長沢に代えてゲデス、西村に代えて石原をスタメン起用。

赤崎もケガしてしまったし、前線に怪我人が多くなってきた…。

ボール非保持に3バック相手にどう守るのか?と思ったが、4-4-2で対応。

フォーメーション図


2.前半

試合開始早々、吉野のインターセプト失敗から失点。レアンドロ・ペレイラが得点。ボールを奪ってからのターンが速かった。吉野は古巣相手に悔しいだろうなぁ。

引用.J.LEAGUE.JP

吉野はJ1全体でもインターセプト数はTOP10。もちろん仙台では1位。これは致し方ないととらえよう。


広島はサイドにシャドーが流れて、数的有利を作ろうとしていると見えた。また、川辺の3列目からの飛び出しが効いている感じがした。下図を見てもよく前線に顔を出していることがわかる。

ヒートマップ - 川辺 駿

仙台はサイドから崩していった。

柳は常に縦へ縦へ。そして幅、深さを取っていた。コーナーキックも多く奪取できていた。

このコーナーキックのセカンドボールも取れていて、仙台が攻めに回っていたと思う。

蜂須賀はコンビネーションで崩していた。20分のいいテンポのパスからのクロスそして真瀬のシュートまでの流れはきれいだった。


ヒートマップ - 柳 貴博ヒートマップ - 蜂須賀 孝治


クロスは前半終わり40分にもいいものがあった。

PA内で3VS3の数的同数も作り出し、ゲデスのヘディング。ゲデスを中央で使った強みも見られた。


3.後半

いきなり危機はおとずれた。49分、平岡のファインプレー。でもあのゾーンでミスは命取り。どうもそれからの仙台はビルドアップが狙われがちだった。

それにしても関口がめちゃ走る。すごいなー。

65分頃から両チームとも中盤にスペースができてきた。

そしてどうもこのころから広島の時間帯が長く続いた。


広島は左サイド二人を交代して、縦に攻める柳、真瀬を警戒。

仙台も西村、兵藤を投入。真瀬が右SB、柳が左SB、関口が右SHに移動。これが功を奏する。

右サイド真瀬からのマイナスのクロスで兵藤の同点ゴール

上手くスペースに入って決める。


しかし、後半85分以降は防戦一方

これは広島の青山の投入も関係していると思う。

なかなかラインも上がらず、危ない場面も多かった。


何とか、しのぎ切り1-1で試合終了


4.データを振り返って

採点

広島は川辺、仙台は平岡がMOM。納得。

関口は攻撃時はCB間に入ったり、走りまくっていたので、なんで低いのかな?

引用:SofaScore


キーパス

これもまた川辺がトップ。

4本はすごいなー。

引用:SofaScore


地上戦デュエル

広島のボランチ、川辺が6/7、ハイネルが5/6。勝率が高い。

仙台は12試合で19失点。守れてはいるが、個人デュエル勝率は低いのかな。

引用:SofaScore


空中戦デュエル

広島のDF陣はやはり空中戦が強い。

仙台もCBの2人、ゲデスは空中戦でも通用していた。石原の勝率が高いのは意外だった。

引用:SofaScore


5.終わりに

初めてこのようなブログを書いてみた。意外と書こうと思うことによって、試合の見方も変わってくるのだなと勉強になった。