こんばんは、神セーブです。

広島戦、レビューしていきます。


スタッツ

シュート、パスなどのスタッツは広島が大きく上回りましたが、走行距離・スプリント回数では磐田が上回りました。


走行距離・スプリント回数


クルークスのスプリントは攻守に効いてましたね。

広島は川辺がかなりフリーランニングしていたというデータが。


ゴール期待値


広島はシュート数こそ多いものの、大きな決定機はあまり作れませんでした。


スタメン


磐田はハッサン・ヒルが出場停止。

伊藤槙人・鈴木海音がスタメン、3バックを組みました。


広島は予想通り前節と同じメンバーでした。


試合展開


前半


磐田の守備


横内監督 試合後インタビューより

──スタートから3バックの布陣で臨んだ意図と評価を

「広島相手にアウェイで前回対戦したときもそうですが、どうしても幅を使われて相手に時間を与える、スペースを与えるというところが広島は本当に上手いので、どうスペースを消していくかというところで3バックで臨みました。」


「守備時には5バックにはなりますけど、上手くその幅を埋める、相手にスペースを与えないために少し形を変えてやりました。


サイドチェンジの場面はそんなには作らせず、されたとしても上手く対応できていたと思います。マークのところもしっかり限定してプレッシャーをかけに行くというところはできたかなと。」


お互いミラーゲームでマンツーマン気味のマッチアップになる中、磐田は高畑・クルークスがマークを外しチャンスメイク。


広島は序盤は苦戦していましたが、25分過ぎから個で剥がしてチャンスを作り始める。

特に中野のところは松原に勝っていたため、右サイド中心に攻めてきました。


その流れでCKから広島が先制。



出色のパフォーマンス 伊藤槙人!!


前半終了し、広島CFパシエンシアが交代。

まだコンディションが万全ではないのかもしれませんが、伊藤槙人がほとんど仕事をさせなかったことも交代の理由のひとつだと思います。


攻撃スタッツ - ゴンサロ パシエンシア


守備スタッツ - 伊藤 槙人


70分で足が攣って交代となった伊藤槙人。

とても良いパフォーマンスを見せてくれたことは次節以降に向けて好材料です。


後半


広島はパシエンシアが新井と交代。

新井がRWB、中野がRCB、塩谷がボランチ、松本がシャドー、加藤をCFに配置換え。


磐田同点

松原后 選手

──後半立ち上がりのゴールシーンを振り返って

「自分が点を取れるところに、ということはセットプレーのときは常に意識しています。あの場面は、ボールが自分を越えたときに折り返しが来るなと思って上手く反応できて、足を伸ばして触れました。あの時間帯で同点に追い付けたことは非常に良かったですし、良いタイミングでの同点ゴールだったと思います。」




選手交代


70分、磐田は足が攣った伊藤槙人→西久保駿介へ交代。

鈴木海音がセンターに。

クルークスに代えて渡邉りょうが入りました。


広島はアルスランに代えてピエロスを投入。

松本が左シャドーに移りました。


ピエロスが入り、伊藤槙人がいなくなったことで、前線で起点を作れるようになった広島。

ピエロスに当てたボールをシャドーの松本が拾い、東のクロスで逆サイドの選手がシュートを狙う形を作ってきました。


広島勝ち越し


横内監督 試合後インタビューより

「相手は何度かボランチが下りていくというところも分かっていましたが、概ねそこもケアできていたかなと。


ただ、後半少しオープンになって相手にもスペースを与えて、実際2失点目は振られて寄せきれませんでした。

あそこは早いタイミングでクロスが上がってくるというのは分かっていましたし、そのときには中でしっかり捕まえるというところで、あの場面は捕まえきれなかった、それが失点には繋がりました。」



松原とグラッサの間にうまくポジションをとった加藤、駿や東のフリーランニングも素晴らしかったです。


選手交代

79分広島は塩谷に代えて満田をシャドーに、松本を再びボランチへ。


磐田は82分、高畑と中村を代えて

ペイショットとブルーノ・ジョゼを投入。

ファイヤーフォーメーションで同点を狙う。


その後植村に代えて山田大記を投入。


山田のクロスからビッグチャンスを作りますが大迫のセーブに阻まれます。

お見事。


そして1-2で試合終了。


終わりに


首位広島相手にどうしたら勝点3を取れるのか、横内監督が考え抜いた戦術があったからこそ得点できたし、接戦に持ち込めたと思います。


残り6試合、厳しい戦いが続きますが、最後まで諦めずに応援していきたいですね。


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!