ホーム開幕戦となった愛媛戦は3-0の完勝という結果でした。90分間、攻守において安定した戦いができる点は今シーズンの岐阜の強みだと思います。対する沼津ですが前節は福島相手に0-5の完敗という結果でした。試合のハイライトを見ましたが、4141という布陣でしたが、DFラインが終始落ち着かず、守備の人数はいるのにボールウォッチャーになりフリーでコナーキックをヘディングで押し込まれたり、サイドからのグラウンダーのクロスに誰も触れずゴールに流し込まれるなど、チームとしての戦い方の徹底ができていない印象でした。

攻撃のシーンもハイライトでは染矢のクロスに合わせるシーンがあっただけでした。1週間でどこまで立て直してくるのか分かりませんが、岐阜としては油断することなく調子の悪い相手にしっかり勝ってもらいたいです。昨シーズンまでの岐阜は相手の弱みに着け込むのが下手で連敗している相手ほど苦手にしていた印象があります。スタジアムの照明塔問題など沼津を取り巻く環境を見ると置かれている状況が苦しいことが分かりますが、同情することなく無慈悲なほどに強く逞しく戦ってもらいたいです。

戦い方を変える必要はないでしょうが、チーム内の競争意識を煽る意味でも調子のいい選手を積極的に起用してほしいです。