まずはじめに、この記事がこのブログでの初投稿となります。
至らぬ点多々あると思いますが、思うがままに書けていけたらなと思っています。よろしくお願いいたします!
さて、私はジュビロ磐田サポーターなのでジュビロ目線での…と行きたいのですが、今年はとにかく失点数が多すぎる…!
ということで私の第一回は守備面について、特に失点シーンを取り上げていき、どう改善していくか…を焦点に当てていきたいと思います。
この日のスタメンはこちら。鹿沼直生選手が初スタメンとなり、森岡陸選手も相模原戦以来のスタメン。更に山本義道選手が怪我からの復帰で久しぶりにピッチに帰ってきました。
今回はこちらのハイライト動画からピックアップしていきますのでお付き合いください。
【1失点目】
動画 1:55~
このシーンは栃木の面矢行斗選手が左サイドからFKでクロスを放り込み、GKとDFラインの間に入る非常に素晴らしい精度のFKを蹴ります。そこにFW矢野貴章選手がボレーで合わせる非常に美しいゴールであったことはまず褒めたい点です。
その美しいゴールではあるという前提ではありますが、この時のジュビロの守備を振り返りましょう。
まず結論から言うとマークの甘さとGKの飛び出しの判断が改善点として挙がるかなと考えます。
このFKの時のマークは以下です。
- 伊藤洋輝選手→柳育崇選手(オフサイドポジション→蹴る瞬間にはオンサイド)
- 森岡陸選手→小野寺健也選手(見ている程度)
- 山本康裕選手→小野寺健也選手(見ている程度)、矢野貴章選手(見ている程度)
- 山本義道選手→矢野貴章選手(背後)
- 大井健太郎選手→なし
- ルキアン選手→松岡瑠夢選手
まずFKを蹴る時点では山本康裕選手が2人を見ている状態で、得点となった矢野貴章選手は山本義道選手が背負ってマークしている状態。そして大井健太郎選手は誰も見ていません。
ジュビロが完全なゾーンディフェンスであればまだ仕方ないのですが、この辺り声を掛け合って誰がマーク見ているのか確認などしていればもう少し防げたのではないかと思います。
せめてもう少し当たりやマークを強めれば…という悔やまれる場面だったと思います。
またクロスの精度が非常に良かったため、こうなってしまうとDFのマークだけで済むような話ではなく、今度はGKの三浦龍輝選手が飛び出せなかったかなという点もあります。クロスに対してずっと待っている状態です。まぁそれを考慮しても尚精度が完璧だったことは確かですね。
【2失点目】
動画 4:00~
このシーンは鹿沼直生選手がボールを奪われ、裏にスルーパスが送られます。
この時矢野貴章選手がオフサイドポジション?に居て、パスが出た瞬間に一度諦めます。
しかし、副審がオンサイドだよとアピールしたのでしょうか?フラッグが挙がらない事と副審の手のジェスチャーがあったのか、それを見て加速。
GKの三浦龍輝選手がそこに対応し、クリアしますがこのクリアは外に出すのではなく、前に送ります。このクリアを拾ったジュニーニョ選手が胸トラップで収めてがら空きのゴールに超ロングシュートを沈めるという場面になります。
こちらも、ジュニーニョ選手の咄嗟の判断力とシュート精度が素晴らしい得点になったという前提ではありますが、ジュビロの選手の守備が非常に悪くここをピックアップしたいと思います。
こちらも結論から言うと各選手のリスク管理や危機察知能力が著しく低い結果だと私は思いました。
まず鹿沼直生選手がボールを奪われた直後のシーン。こちらは特に問題はないかなと思います。強いて言うのであれば、ボランチでボール奪取され中央が手薄になったので伊藤洋輝選手がスプリントで中に絞る動きがあればよかったなという程度です。
その後、スルーパスが出た時にオフサイドではないかと思われますが正直オフサイドかどうかは微妙なラインになります。山本義道選手の判断ミスでオフサイドトラップが遅れています。ここは致命的…。結果として副審・主審はオンサイドとして流します。
ここに飛び出してきた三浦龍輝選手。この判断は悪くないのですが、やはりここで一度遠くに蹴りながらラインを割るキックをすべきだったでしょう。
しかし、その三浦龍輝選手とは別でもう一個、重大なリスク管理が出来ていなかったと思います。
この三浦龍輝選手の飛び出しに対して、ゴールマウスががら空きになります。ここで大井健太郎選手と山本義道選手は管理出来ておらず歩きながら完全に体勢を前にしてしまいます。
直後にジュニーニョ選手にボールが渡り、大井健太郎選手は慌ててゴールに戻りますが時既に遅し…。山本義道選手もこのシュートに対してジョギングで戻るという危機察知が出来ていない状態。ポジショニング的に彼に責任を…というのも難しい話ではありますが、各個人がそれぞれ判断力が悪すぎますね。この辺りも声を出して「外に出せ!」とか「戻れ!」とかの指示が飛ばなかったのでしょうか…。
プレー一つ一つを細かく見ていくとこうしたプレー判断の悪さが目立ち、結果大量失点を招いていると思います。
またそれらを指摘し改善、また守備戦術を取り入れ浸透させていく能力のあるHCや監督が居ないのではと頭を悩ませてしまいますね…。
なんとか試合は制していますしこういう試合で勝ち切る力が今のジュビロにはありますが、守備面においては改善の余地があるだけにいつまでこの状態が続くんでしょう…と不安な面が非常に多いのが正直な感想でした。
本日、アウェイで愛媛戦があります。現在上位陣と当たっていることもあってなかなか勝ちに持っていけない愛媛ですが、監督が変わり非常に厄介な相手になってきた印象をもっています。
もう一度守備を引き締め直して、勝ち点3を持ち帰りましょう!
~UNITE FOR W1N~
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2021/5/5 13:52
初投稿ありがとうございます💙
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大喜び磐田
2021/5/5 21:25
>> SPORTERIAスタッフ さん
「相手のプレーが素晴らしかった」という失点も、裏を返せばそれを出させてしまっている守備があるので、1つ1つのシーンを検証して改善していくのはとても大事だと思います💡
失点を上回るの得点力を発揮できているうちになんとかしたいですね!
コメント有難うございます!
これからも選手が創造する良いプレー、悪いプレーをそれぞれピックアップして取り上げて行きたいと思っています。
今は磐田が中心ですが、いずれ他の試合や審判団にもスポットを当てていけたらなと思います。