まずは対戦成績から見ていきましょう。ご覧のように本日の試合が初対決となります!
ブラウブリッツ秋田の前身でもある「TDKサッカー部」時代にはよくJFLでHondaFCとの試合を観に行っていました。そんなクラブが今J2に居るというのはとても感慨深いものがありますね。
そんなブラウブリッツ秋田ですが、前節はアウェイの地での対戦。強豪ですが今季やや出遅れている印象のV・ファーレン長崎相手に前半先制を許す苦しい展開も、後半に2ゴールを奪って見事な逆転勝利を飾りました。
なんとこの2得点が今季初の後半の得点。そして逆転勝利も初、更には武颯選手と谷奥健四郎選手にJ2初ゴールが生まれるという初物尽くしの試合となっています。
J1経験のある強いチームからアウェイで逆転勝利というのはとてもJ2初参入のクラブには自信になる結果といえるでしょう。その勢いで本日は我がジュビロ磐田に挑んできます。
ブラウブリッツ秋田 スターティングメンバー
GK 田中雄大
DF 鈴木準弥、谷奥健四郎、加賀健一、輪笠祐士
MF 普光院誠、稲葉修士、沖野将基、茂平
FW 中村亮太、斎藤恵太
SUB 新井栄聡、饗庭瑞生、久富賢、飯尾竜太朗、才藤龍治、井上直輝、武颯
予想フォーメーションは 4-4-2
チームの特徴としてはまず、失点数が少ないです。これはJ3時代から積み上げてきた強固な守備がJ2でも十分に通用している事を示していますね。
そしてボール支配率が非常に低いです。これはJ2ともなると持たれる時間が多い。
ということも一理あるかもしれないのですが、実はJ3の時からここは低い数値になっています。つまりこれはチームスタイルですね。
なので、ジュビロとしてはボール支配しているから我々のやりたいサッカーが出来ていると勘違いをしてはいけません。
気をつけたいのはカウンター攻撃となります。
特に秋田のカウンターは強力で、コンビネーションプレーでの崩しは非常に少ないですがドリブルとロングパスで一気に押し上げてきます。
ショートカウンター時のロングパス使用率は40.7%の1位。同時に空中戦使用率も15.2%の1位となっています。この空中戦使用率は空中戦に勝利した場合の率となっていますので、実際にはもう少し多用してきます。
同様に、ロングカウンターとなった場合でも攻撃手法は同じです。この辺りとてもチーム戦術が浸透しているのが分かりますね。そしてこの攻撃は昨年のJ3優勝の時とスタイルが変わっていません。それだけ積み上げてきているものがあります。
ジュビロ磐田 スターティングメンバー
GK 三浦龍輝
DF 森岡陸、大井健太郎、山本義道
MF 山本康裕、鹿沼直生、松本昌也、鈴木雄斗、山田大記、大森晃太郎
FW ルキアン
SUB 八田直樹、藤川虎太朗、伊藤洋輝、今野泰幸、遠藤保仁、ファビアン・ゴンザレス、大津祐樹
予想フォーメーションは3-4-2-1
こちらは前節休養させた松本昌也選手、山本康裕選手がスタメンに帰ってきました。
CBは前節の無失点のメンバー同様で、鹿沼直生選手がこれで3試合連続スタメンとなり、監督からの信頼も得たのではと思います。
便利屋のラルフさん(鈴木雄斗選手)はWBが予想され、松本昌也選手と左右入れ替えが試合の途中で行われるかもですね。
ベンチには守備的な選手として伊藤洋輝選手、今野泰幸選手を揃え、攻撃陣には藤川虎太朗選手、大津祐樹選手、そして先日ようやく来日し練習にも合流した新加入のファビアン・ゴンザレス選手がベンチ入り!小川航基選手がベンチ外となりました。
Referee: 松尾一(今季初)
Assistant Referee:岩田浩義(今季初)、塚田智宏(今季0勝0分1敗)
4th Official:畠山大介(今季初)
※()内の成績は主審・副審・第4の審判員の担当試合の今季通算成績
最後に両チームの得点・失点のパターンを掲載します。
【予想スコア】
ブラウブリッツ秋田 1 - 3 ジュビロ磐田
前半: 1-1 後半: 0-2
得点者:
[秋田] 中村亮太
[磐田] ルキアン、大森晃太郎、ファビアン・ゴンザレス
勝利を!!
~UNITE FOR W1N~
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2021/5/9 12:33
ボールを相手に持たせて長いボールとセットプレー(ロングスロー含む)で相手を"嵌めて"くる秋田との対戦、どんな試合になるのかワクワクですね!
今から試合開始までスタンバってます!