結果として1-0と今季3試合目のクリーンシートとなりました。

早速試合を振り返っていきましょう。

まずはスターティングメンバーから。

フォーメーション図

フォーメーション図

スタッツはこちら。

基本スタッツ

全体的には圧倒。この後添付しますが、ゴール期待値を見ていても十分妥当な結果だったかなと思います。


ゴール期待値

このデータは圧倒…。シュート数にそもそも差があったため、これだけ差が出てしまいましたね。磐田としては前半のうちに1点取りたかったなぁというくらいでしょうか。


所感としては、群馬のプレスが来なかった事、群馬の攻撃になりそうな所を前半から磐田側が潰しまくった事。これらの要素が磐田にとってとても優位に試合運びが出来る要因になりました。

特に前半30分頃までのジュビロの守備は見ていても安心感がありました。

ルキアン選手がプレスを掛けると、そこに2人3人で囲むようにしてボール奪取。そこから磐田の攻撃につなげていく。というような前線からのプレスも的確に効果的に掛かっていました。そこは1週間で改善をしてきた部分だと監督が言っていたように、選手にも意識付けが出来ていたものと思います。

しかし群馬も引いて守ることで、スペースが生まれず磐田の攻撃を弱体化させていました。

そこで押し切る力が磐田にはなく前半はスコアレスでした。ここの部分でドリブル突破で強引に崩しに行く場面やトライアングルを作って連携で崩していく組織的な攻撃があればなぁというところ…。

後半、開始5分でルキアン選手が落ちてきてボールを受けると右サイド大外でフリーの鈴木雄斗選手が手を挙げてアピール。そこに大森晃太郎選手もルキアン選手のサポートに入りますがルキアン選手は鈴木雄斗選手にクロスを供給します。

これで群馬守備陣のマークが完全に崩れましたね。鈴木雄斗選手が落としてフリーになった遠藤保仁選手がボレーでネットを揺らしました。

その後も磐田がボール保持を続けて群馬の攻撃機会を消してクリーンシート。

完璧な試合運びと手放しで喜べる内容ではないですが、今季はじめて「安心感のある」ゲームでした。

一方、群馬は攻守にわたって起点となる選手・プレーが見られず何もさせてもらえなかったような試合でした。


管理人的評価点

GK 三浦龍輝 6.5 守備においては特に何も無かったが、ビルドアップ参加に貢献

DF 森岡陸 6.5 前線とうまく連動し、ビルドアップも難なくこなす

DF 大井健太郎 6.5 クリーンシートに貢献。ビルドアップでも楔を通すなど仕事をこなす

DF 伊藤洋輝 6.5 ロングボールも多めで成功率はやや落ちたがパス94本と圧巻。デュエルでも強さを見せた

MF 鈴木雄斗 7.0 守備面で特に貢献。隙を見て攻撃参加しアシストを記録

MF 山本康裕 6.5 シュートチャンスはDFブロックされ得点ならず、決めていてばMOMだっただろう…

MF 遠藤保仁 7.0 リズムを生むパス交換で攻撃の起点に。得点となったボレーも一級品

MF 松本昌也 6.0 積極的に仕掛ける姿勢は見せるが、左はややクオリティが落ちてしまう…

MF 山田大記 6.5 シュートチャンスで決めきれなかった。前線からのプレスでは大きく貢献

MF 大森晃太郎 6.0 存在感は見せるが本来の力を考えるとやや物足りない印象。守備面ではデータには表れないがスイッチ役としてプレスをかけた

FW ルキアン 6.5 フィニッシャーというよりポストプレーに徹する事が多くなった。ゴール演出のプレーはまさにチームプレーとしての選択

DF 中川創 ー 1分もあったかどうかの出場時間で採点不可

MF 鹿沼直生 ー 8分間ながら存在感を見せ7本のパスと1つの守備ブロックを記録

FW 大津祐樹 6.0 前線からのプレスでタックル成功を見せるなど、少ない時間でやるべきことをこなす

FW F.ゴンザレス 5.5 ショートCKでは身体の強さを見せ会場を沸かせるが、まだまだ本来の力は見られず

GM 鈴木政一 6.5 群馬相手というのが良かったのはあるかもしれないが、明らかに前線からの守備では改善が見られた。交代策は相変わらず遅いが疲労があるだろうルキアンを早めに下げられたのは結果として良かっただろう


今後も負けられない試合が続きます!


~UNITE FOR W1N~