負傷者続出で厳しい札幌、寄せきれてない試合の入り、バーによく当たりなかなか入らなかった

見事なサインプレー?と勢いのあるカウンターで先制の広島

といった試合の印象

試合後のコメントでも魅了するペトロヴィッチ監督。守って個人頼りのカウンターだったサッカーと比べると監督で、これほどまでに変わるのかととても驚く。札幌に対して守ってくるようなチームはたしかにほとんどなかったかもしれない。レアルマドリードというよりはリーズ、アタランタのほうが近いのではないかとは思うが、将来的にはレアルマドリードのようなチームになるのかもしれないと思えるような嬉しいコメントだった。

監督コメント[ ペトロヴィッチ監督 ]

非常に若い選手が多い中でチームは成長過程にあり、それがなかなか結果に反映されない。ただし、やっているサッカーは間違っていないし、下を向くことなくこうした戦いを続けることが勝点につながっていくと思う。

--そして布陣は2トップのようにも見えたが。

今日は2トップで試合に入りましたが、FWタイプの選手が(アンデルソン)ロペスのみだったため、金子(拓郎)選手が少し後ろに落ちる形でした。ただし、基本的にはわれわれのチームにとって前線の形にはあまり意味はありません。選手が流動的に動きますので。

--次の試合まで1週間空くが、どのように時間を使うか。

チャンスを決め切るというところを改善するのは簡単ではありませんし、決定力のある選手を連れてくることにもお金がかかるでしょう。

われわれはJ1とJ2とを行き来していたクラブですが、最近ではわれわれに対して引き気味の相手も出てきました。われわれの良さを消そうとしてくるチームも増えてきました。それはわれわれへの尊重であり評価の表れでしょう。そういうふうに見ていくと札幌がレアル・マドリードになったような気分にもなりますけれど、そうした戦いが増えてきました。

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/031008/coach/

PK(ゴール期待値0.75くらい)があったためにゴール期待値は広島よりも上回っているが、後半のシュートはゴール期待値が高いようなシュートは少なかったようだ。

基本スタッツゴール期待値フォーメーション図フォーメーション図

パスソナー・パスネットワーク

サイドの縦パスが多い広島。宮澤中心にパスが回っている札幌。

パスソナー・パスネットワークパスソナー・パスネットワーク

エリア間パス図エリア間パス図


大迫にビッグセーブ連発で止められた印象だったが、スタッツではセーブは大きく変わることはなかった。

GKスタッツ - 大迫 敬介GKスタッツ - 菅野 孝憲

ヒートマップ

広い範囲の選手が多い広島。

ヒートマップ - 川辺 駿ヒートマップ - 柴崎 晃誠ヒートマップ - 浅野 雄也ヒートマップ - 茶島 雄介ヒートマップ - 森島 司ヒートマップ - ドウグラス ヴィエイラ

スイーパーのような菅野、福森の裏をカバーしているように見える。シャドーよりもボランチのように見えた高嶺は兼任だったらしい。

コメント、シャドー兼ボランチということで不慣れではあったが、ゴール前に飛び込んでいくプレーは今年取り組んでいるところであり、それを出すことができていたのは良かったが、枠に飛ばすことはできていなかったので改善したい。https://www.jleague.jp/match/j1/2021/031008/coach/#player

守備もし、仕掛けられてPKを獲得したルーカス。キレキレの金子は位置が高い、二人がかりでも止められず、ドリブル、シュートとクロスで脅かした。神出鬼没な宮澤。パワープレーで空中戦が強い岡村大八。カバー範囲が広く、ドリブルで運べたキムミンテ。位置が低くなったアンデルソンロペスは起点になるプレーが多かっただろうか。

ヒートマップ - 菅野 孝憲ヒートマップ - 高嶺 朋樹ヒートマップ - ルーカス フェルナンデス

ヒートマップ - 深井 一希ヒートマップ - 金子 拓郎ヒートマップ - 宮澤 裕樹


ヒートマップ - アンデルソン ロペスヒートマップ - キム ミンテヒートマップ - 岡村 大八

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とのことなのでキャプチャで引用させていただく。

キャプチャをそのままコピーして貼り付けると、ページが見つかりませんでした。、となって保存できないようだ。一度画像を保存して、タイトル下のタブから画像を選択すると保存できた。

タイムライン

札幌、後半は右サイドからの攻撃が多かったようだ。おそらく金子の活躍が反映されていると思われる。

シュート

札幌のシュート位置はミドルシュートが中央から8本。ペナルティーエリア内も中央からのシュートがほとんどだったようなので悪くない位置からシュートを打てていたのではないだろうか。広島はシュート位置が比較的バラバラのように見える。シュート位置が異なるとシュート成功率が上がったりするのだろうか。

チャンスビルディングポイントでは攻撃の札幌、守備の広島になっている。個人では攻撃は金子がよく、パスは宮澤がよかった。守備では今津がよかったらしい。

スタッツでは札幌はパス、クロス、スローイン(100%!)タックルと成功率が高い。広島はボール保持していないが、攻撃回数、チャンス構築率が低くなく、シュート決定率が高いので、効率的な攻撃をしていたようだ。

北海道コンサドーレ札幌 2021マッチレポート

サンフレッチェ広島 2 - 1 北海道コンサドーレ札幌

2021.3.10 https://www.football-lab.jp/sapp/report/?year=2021&month=03&date=10

おそらく第3節までのシーズンサマリーのデータ

CBPでは攻撃はよいが、奪取、守備、セーブが下位となっている。チームスタイルなのかもしれないが、もう少し改善するとリーグ順位が上がるのではないかと思われる。

スタッツではドリブルがリーグ順位で1位となっていた。

選手データでは攻撃、クロス、ドリブル、ゴールが金子がトップ。パスは福森と宮澤。奪取は宮澤。パスレシーブ、シュートはアンデルソンロペスがトップとなっていた。

北海道コンサドーレ札幌 2021 シーズンサマリー

https://www.football-lab.jp/sapp/

参考までに首位川崎フロンターレのシーズンサマリー

チャンスビルディングでは1位となってないが、チャンスビルディングポイントになると1位になるデータが多いが質の問題か?奪取が1位、守備も7位と攻撃以外も上位に来ているのが首位の理由なのかもしれない。


川崎フロンターレのシーズンサマリー 2021.3.15 update

https://www.football-lab.jp/ka-f/

首位川崎と札幌の比較。攻撃では川崎に引けを取らないように見えるが、スプリント数、被ゴール期待値、被成功率、奪取、守備が見劣りするので、何度もいうがここが改善すると上位も見えてきそうに思う。

チーム比較 2021年の川崎フロンターレ vs 2021年の北海道コンサドーレ札幌

https://www.football-lab.jp/comparison/team/2021/86/2021/276/

高嶺、深井がパス成功率ランキングにランクイン。

今津、東の守備がよかったようだ。

柏がベストイレブン入り

次回対戦時は茶島、柏、今津に仕事をさせないようにしたい。

札幌「28選手の最新市場価格ランク」 2.1億円の“タイの至宝”など7人が“億超え”評価

2021.02.25

■北海道コンサドーレ札幌(昨季12位/10勝9分15敗)

選手市場価格総額:17億3037万5000円

チーム内最高額選手:チャナティップ(2億1590万円)

https://www.football-zone.net/archives/309706

総市場価値15位(/57)

広島「27選手の最新市場価格ランク」 基盤となる3人の”1億円超DF”、鍵は新助っ人FWか

2021.03.08 https://www.football-zone.net/archives/311415

■サンフレッチェ広島(昨季8位/13勝9分12敗)

選手市場価格総額:19億5262.5万円

チーム内最高額選手:川辺駿(1億6510万円)

総市場価値11位(/57)

ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」https://www.transfermarkt.jp/