チャナティップ選手、J1通算100試合出場、小柏Jリーグ初ゴールと記録が作られ、終盤トリプルタワー?で福森のCKからジェイがヘディングで聖地厚別で逆転勝利。

スタッツとゴール期待値

走行距離、スプリント数は仙台が上回っているが、それほど差がなく、ファールも少ない。札幌は枠内シュート率が70%、仙台は33%と差が出ている。ゴール期待値では試合運びはそのまま表れているようで、前半はよい攻め方をし、チャンスを多く作っていた仙台が先制点をとったが、札幌はどの時間帯でもチャンスを作り続け、最終的に仙台のゴール期待値を上回った。ゴール期待値では1.18-0.72なので、1-0、1-1が妥当な結果だっただろうか。

基本スタッツゴール期待値

フォーメーション図

札幌の攻撃的な選手交代で自分としては配置が入れ替わり、流動的で複雑だったように思う。

選手交代で高嶺と小柏が交代、宮澤、岡村大八、菅が交代し、ジェイ、ドド、荒野が投入。チャナティップに代えて柳を投入という流れ。

まず、小柏が駒井のシャドーの位置に入り、高嶺がいたボランチに駒井が入る。

3人交代でDF福森、田中駿汰、駒井、MF左に小柏、ボランチに荒野とチャナティップ、右に金子、FWにドド、ジェイ、アンデルソンロペスもしくはシャドーにドドとアンデルソンロペスで1トップにジェイ。

ただ攻撃時は駒井がボランチ、田中駿汰が右MFのような高い位置にいることも。相手がボールを持ち、札幌の左サイドにボールがある守備時は金子が右SBの低い位置に入り左に福森、中央に田中駿汰、その右に駒井の4バックのような形に、ボール保持時は荒野がCBに降りてきて駒井と2CBにし、左に福森、右に田中駿汰が高い位置を取ることもあった。駒井、田中駿汰と複数ポジションをこなせる選手が多いのも札幌の特徴になっている。

フォーメーション図フォーメーション図

左サイドでのパス交換が多く、初期配置で2シャドーのチャナティップ、駒井のパスがこれまでの試合よりも多く、特に駒井が61と多い。駒井のパスが少ない時は20本程度なのを考えると、この試合では駒井のポジションがシャドーからボランチ、右CBに変わり、センターサークル付近でのプレーが多かったのも影響していると思われ、駒井が前線に飛び出していくよりも途中交代で入ったジェイ、ドド、小柏にパスを供給するほうが攻撃的チャンスが多くなるという狙いだと思われる。

パスソナー・パスネットワークパスソナー・パスネットワーク

時間帯別パスネットワーク図

札幌は前半0-15分は全体的に位置が低く、仙台は高い位置であり、押しこまれていたようだ。札幌は左サイドで人数が多い時間帯が見られ、左サイドのDFが高く、右サイドのDFが低い時間も見られるが、左サイドでパス交換から幅を使って逆サイドの右にサイドチェンジをして特に金子のドリブルで突破をしているようだ。

時間帯別パスネットワーク図時間帯別パスネットワーク図

エリア間パス

札幌の相手センターサークル付近で右へのパスが多かったのは押しこめていたのを示しているかもしれない。仙台は相手陣内でのパスが多くみられ、サイドからのアーリークロスが札幌にとってはかなりキケンだった。札幌はDFがサイドにつり出されてアーリークロスをDFとGKの間に出されると戻り切れずに中が薄くなり、ピンチになることが多いのは戦い方的に仕方ないとおもわれるが、注意する必要がありそうだった。

エリア間パス図エリア間パス図

金子のスプリント数が飛びぬけており、両チームトップ。

走行距離・スプリント回数走行距離・スプリント回数

対戦成績では札幌が勝ち越し、仙台は3連敗から2引き分けと上昇気味。

前節までの対戦成績

仙台はクロス、セットプレーからの失点が多い。

得失点パターン得失点パターン

ヒートマップ

ハーフウェイライン付近まででてきている菅野。後方から支える田中駿汰と宮澤、右は岡村大八でカバー、福森は左の高い位置でボールタッチをしている。岡村大八は高い位置でのボール捌きがまだ不慣れなように見えた。駒井は広範囲でボールタッチが見られるが、多かったのはセンターサークル付近だったようであまりみないヒートマップをしている。駒井のいる位置をきれいにさけて被らないようにしているチャナティップ。宮澤の前でプレーしている高嶺。右の高い位置とペナルティーエリア中央の外でもプレーし、自陣でも動いている金子。菅は福森と近い位置でプレー。アンデルソンロペスは少し右寄りから相手ゴールへプレーできている。

ヒートマップ - 菅野 孝憲ヒートマップ - 田中 駿汰ヒートマップ - 岡村 大八ヒートマップ - 福森 晃斗ヒートマップ - 宮澤 裕樹ヒートマップ - 駒井 善成ヒートマップ - 高嶺 朋樹ヒートマップ - チャナティップヒートマップ - 金子 拓郎ヒートマップ - 菅 大輝ヒートマップ - アンデルソン ロペス

交代選手

小柏は左サイドハーフと右シャドーで動いている。ドド、ジェイともにペナルティーエリアでボールタッチができている。

ヒートマップ - 柳 貴博ヒートマップ - 小柏 剛ヒートマップ - ジェイヒートマップ - ドウグラス オリヴェイラヒートマップ - 荒野 拓馬

仙台

加藤選手が動きがかなりよく、シュート精度も高かった。2点目もありそうなシュートが見られた。平岡選手はアンデルソンロペスをよく封じていた。広範囲に動いていた上原と松下、赤崎。

ヒートマップ - 加藤 千尋ヒートマップ - 平岡 康裕ヒートマップ - 上原 力也ヒートマップ - 松下 佳貴ヒートマップ - 赤崎 秀平


北海道コンサドーレ札幌 2021マッチレポート 北海道コンサドーレ札幌 2 - 1 ベガルタ仙台 2021.4.24 13:00 Kick Off 札幌厚別公園競技場 天気晴気温19.9℃ https://www.football-lab.jp/sapp/report/?year=2021&month=04&date=24

タイムライン

札幌はこの試合でも最高ボール保持率(74.4%)ではシュート0となっていた。

シュートとチャンスビルディングポイント

札幌はペナルティエリア外のミドルシュートが8本、中が9本であり、ペナルティーエリア内のシュート左2本、中央5本、右2本で中央からが多かった。仙台はペナルティーエリア左からのシュートが5本と多く、ペナルティーエリア内の右からのシュートは見られなかった。チャンスビルディングポイントでは攻撃の札幌と守備の仙台といった数値に。

個人のチャンスビルディングポイント

金子が攻撃、クロス、ドリブルとトップで札幌の攻撃で欠かせない選手になっている。パスと奪取では福森、チャナティップが上位。自陣で駒井が奪いに行き、こぼれたところを奪ったチャナティップからのスルーパスを小柏が決めたシーンを考えても納得の数値。シュートはトリプルタワーのジェイ、アンデルソンロペス、ドドが上位、守備ではDFよりもGKである菅野が札幌ではトップになっており、スイーパーGKとして札幌の守備への貢献度が大きい。

スタッツ

シュート成功率が札幌11.8%、仙台8.3%だった。

札幌「28選手の最新市場価格ランク」 2.1億円の“タイの至宝”など7人が“億超え”評価 2021.02.25 

■北海道コンサドーレ札幌(昨季12位/10勝9分15敗)

選手市場価格総額:17億3037万5000円

チーム内最高額選手:チャナティップ(2億1590万円)https://www.football-zone.net/archives/309706

総市場価値15位(/57)

仙台「27選手の最新市場価格ランク」 “1億円超え”は2人のみ、チーム総額13億円以下

2021.02.25

■ベガルタ仙台(昨季17位/6勝10分18敗)

選手市場価格総額:12億6365万円

チーム内最高額選手:蜂須賀孝治、ヤクブ・スウォビィク(1億160万円)https://www.football-zone.net/archives/309761

総市場価値18位(/57)

ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」https://www.transfermarkt.jp/