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神戸も広島もスタートは4-4-2

フォーメーション図

フォーメーション図

で両チームともに攻撃時には中盤の選手を一枚下げ両サイドバックが高い位置を取るようなスタイルでビルドアップを構築する。

神戸はベルギー代表のフェルマーレン選手がスタメンに復帰し、

イニエスタ選手が4か月半ぶりにメンバー入りした。

ミラーゲームとなったこの試合は両チームにとって対照的な試合となった。

前半の初めから神戸は古橋選手の動き常に確認し、彼にボールを集めるシーンが多くみられた。この戦術が初めから広島DF陣を苦しめた。

その結果前半11分にはボールを奪った山口選手が古橋選手めがけてパスを出し古橋選手が混戦の中でゴールにボールをねじ込んだ形で先制点となった。

その後も神戸の攻勢が続き、前半25分には中盤の崩しからサンペール選手から裏へ抜け出した古橋選手にボールが渡り、再び古橋選手が得点を決め2-0

前半30分にはコーナーキックのこぼれ球から中坂選手がゴールを決め、前半だけで3-0になった。

広島も前半の飲水タイム後にフォーメーションを3トップに変更するなどして攻撃の糸口をつかもうとしたが神戸の守備陣を崩すことができず、前半を終える形となった。

後半は神戸は前半よりもチームの重心を低く設定し、広島がボールを持つ時間が長くなった。

広島も神戸がボールを持つと高い位置から人数をかけてプレッシングを行い、神戸の中盤の選手を自由にさせないシーンが目立った。

その結果広島が攻勢になる時間が長く続いたが神戸のDFラインが集中を切らさず得点を許さなかった。

また、神戸には最前線に古橋選手がいるため広島はDF陣は常に細心の注意を払いながらの攻撃となるため、攻撃にアグレッシブに人数をかけることができなかった。

そのような状況を打開するべく広島は同時に3枚のカードを切り攻勢出ようとする。神戸もほぼ同じタイミングで2枚カードを切り疲れの見えた前線の選手に変えた。

その交代して入った選手の1人が先週Jリーグデビューを果たしたリンコン選手だ。

彼が入ることで神戸はフォーメーションを変更し、リンコン選手と古橋選手は縦並びのような関係を取った。

これにより古橋選手が最前線にいなくなったため神戸はカウンターの切れがなくなるのではないかと懸念を少し抱いたが、その後の試合を見ると新たな攻撃の形を試しているように感じられた。

その形とはリンコン選手のポストプレーからの展開だ。

先週の試合でのリンコン選手印象はドリブル突破やテクニックで仕掛けていくタイプのように感じたがこの試合ではそのようなプレーに加えてポストプレーを精力的に行っていた。

まだ連携の面でうまくいかないところは見られたため広島攻勢の局面を変えるには至らなかったものの神戸としては新たな試みであったように感じる。

広島はサイドの選手を中心に選手変更を行い、サイドから幾度となく攻撃を重ねたが神戸両CBの菊池選手・フェルマーレン選手とGKの前川選手にゴールを決めることはできなかった。

後半74分に神戸サポーターのみならず世界のサッカーファンが待ち望んだイニエスタ選手の復帰が叶った。

イニエスタ選手は3-0というスコアを考慮したのか、果敢に攻撃を仕掛けるシーンは多くはなかったが、持ち前のボールキープなどを披露していた。

その後も広島が攻勢であり続けたが神戸がゴールを守り切り3-0というスコアでゲームを終えた。基本スタッツ

試合のスタッツを見ると後半の広島攻勢の影響でボール支配率・パスの成功数は広島がやや上回る結果となったがシュート数を見てみると枠内シュートも総シュートの本数も神戸が圧倒している。そのシュートの本数の半分が古橋選手が放ったものであり、

依然として古橋選手だよりの攻撃であることに変わりはないが私が注目したのは上記したリンコン選手のプレーだ。

リンコン選手のポストプレーに周りの選手がうまく連動することができれば強力な武器となる。現在の神戸はパスを出してとなれる選手は多くいる。両ボランチの山口選手とサンペール選手・ベルギー代表のフェルマーレン選手・今季加入した井上選手そして何と言っても世界的ファンタジスタであり、この試合で戦線に復帰したイニエスタ選手がいる。

そのターゲットとなる選手が現在までは古橋選手が多くそのほとんどが彼のスピードを生かした裏への抜け出しであったが、リンコン選手のポストプレーがあればそのターゲットが2つになる。これは単純に攻撃のパターンが増えるという以上の効果があるように思う。

現在の神戸は古橋選手を中心とした攻撃に頼り切った試合を繰り広げており、それでもなお現在5位という順位につけている。

それに新たな攻撃パターンが加わることが相手チームにとって脅威になり対応が難しくなると考えられる。

次節から本格的にイニエスタ選手やリンコン選手が試合に参加してくることが予想される。

彼らを試合の中でうまく起用し、神戸に新たな武器をもたらすことになるかどうかは三浦監督次第であるがここまで負けないチームを作ってきた監督だ。

次の試合を期待しているのは私だけではないだろう。

その期待に応え、チーム作りを成功させることで神戸というクラブをまた1つ大きく成長させてほしいしここまでの可能性を感じさせる試合内容だった。