こんばんは。onoです。


10月4日(土)にデンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟v.FC町田ゼルビアの一戦を振り返ります。試合から1ヵ月以上が経過した今だからこその雑感です。


得点memo

45+1' 中島 元彦 加入後初ゴール。相手のミスに乗じたカウンターから

77' 鄭 大世 自陣でボールを奪ってカウンター

89' 鄭 大世 PK。判定は…

90+5' 鄭 大世 福田晃斗からのループパスに右足ボレー。2007年以来のハットトリック


懐かしい…

先制点と2点目はカウンターから挙げたもの。本稿執筆時点で代表取締役社長を辞任された是永大輔氏が語っていた「新潟らしさ」に溢れていました。今季から志向しているサッカーにおいてはあまり見られないシーン。懐かしい形でした。

この試合、前半は町田に押し込まれながらも耐え切り、後半は運動量が低下した町田に対して縦への速さを加えることで優勢を保つことができました。幸運も味方して先制点を挙げられたことで町田のプランが崩れ、かつ本間至恩選手や大本祐槻選手といった推進力に長けた選手の後半からの投入がうまくかみ合った印象です。よかったら他選手のボールタッチ位置もご覧いただければと思いますが、前半はサイドの選手がペナルティエリア脇でボールを触る機会がなかったようです。後半は深い位置まで入り込めていますね。

ヒートマップ - 本間 至恩

また、前節の琉球戦で堀米悠斗選手がトップ下でプレーしたのに続き、この試合では後半に中島元彦選手と福田晃斗選手がこの位置を担っています。意図としては前節と同じでしょう。リードした状況だからこその守備の安定を意識した采配。同じシチュエーションではないため空論の域を脱しませんが、攻撃面でのボールの循環が良化していることから、スタートから試してみてもいいのかな…などと考えてしまいます。