こんにちは!
SPORTERIAスタッフの加藤です。
今回は、スタッフ注目👀
嵯峨理久 選手(いわきFC)
のデータを紹介させていただきます📊
(※画像は第4節富山戦の攻撃スタッツです)
さて嵯峨選手については、今季からJ3に参入したいわきFCの初戦で自身&クラブのJ初ゴールを記録した選手として、既に皆さんもご存じかと思います。
まずは、J3第5節が終わった時点での嵯峨選手の主なデータを見ていきましょう💡
✅ 出場 5試合
✅ 先発 5試合
✅ 先発ポジション:右サイドバック
✅ シュート 6本
✅ ゴール 1
✅ PK獲得 1回
🥇 アシスト 3本(リーグ1位)
🥈 クロス 28本(リーグ2位)
🥇 クロス成功 10本(リーグ1位)
🥈 ドリブル 21回(リーグ2位)
🥇 ドリブル成功 14回(リーグ1位)
✅ 被ファウル 8回
うーん、これだけでも素晴らしい選手であることは一目瞭然ですね!👏
このブログでさらに深掘りしたいのは、「クロス」と「ドリブル」です。
嵯峨選手は1試合平均(90分平均)で、
✅ クロス 5.65本
✅ クロス後3プレー以内の味方シュート 2.26本
✅ ドリブル 4.24 回
✅ ドリブル後のクロス 2.62本
を記録しています。
とはいえ、この数字がどれくらい凄いのか?🤔
比較対象がないと伝わりにくいですよね…。
そこで、赤文字の2つを「過去11年間にサイドバックで出場した選手」の数字と比較してみました!
(※2011年~2021年の各シーズンで、サイドバックとして先発しシーズン1800分以上出場した選手と試合が対象、クロスはセットプレーを除くオープンプレーのクロス)
◎ 1試合平均「クロス後3プレー以内の味方シュート数」歴代上位5人との比較
堂々の1位!
まだ5試合なので、シーズン通してはどんな数字になるか分かりませんが、現時点ではぶっちぎりの数字を残しています😲
ちなみにサイドバックに限定しない場合でも、シーズン通して2.26本を超える数字を残したのは、
2012 J1 広島 ミキッチ選手 2.75 本
2016 J1 広島 ミキッチ選手 2.39 本
だけとなっています。(主に右のウイングバックで出場)
◎ 1試合平均「ドリブルからクロスを上げた数」歴代上位5人との比較
こちらも2位!(安田選手の突出ぶりも凄いですが)
先程と顔ぶれが違うことから、両方に同時にランクインすること自体が素晴らしいですね✨
つまり、嵯峨理久選手は
✅ 高い確率でシュートに繋がるクロスを
✅ 自分のドリブルで局面を打開して
✅ 数多く上げられる
選手だと言えるのではないでしょうか。
では、なぜそれが可能なのか?
(※ここからはデータではなく、実際のプレーシーンを見た個人的な感想です)
① 右足でも左足でも高精度のクロスを上げられる
→縦にも行って右足もあるし、切り返して左足もある
(例)
・パスを受けてシンプルに右足でクロス
第3節 80分40秒~
第5節 56分45秒 ~
・切り返して相手を外して左足でクロス
第2節 23分35秒 ~
第3節 28分40秒 ~ (アシスト)
https://youtu.be/28ZOdExDyz8?t=30
第3節 62分5秒~
第4節 19分20秒 ~ (アシスト)
https://youtu.be/PSCHASjmlcQ?t=26
② ドリブルの突破力が高い
→抜かれないように警戒させつつ、アーリーでも上げられる
(例)
・自分で縦に突破して右足でクロス
第2節 20分15秒 ~
第4節 46:00(前半AT)~
・ドリブルを仕掛けてエリア内に進入しPK獲得
第2節 90分10秒 ~
・相手の寄せが緩い際のアーリークロス
第1節 80分55秒 ~
第5節 44分10秒 ~(アシスト)
https://youtu.be/cGtBzIzQd_g?t=35
このようにクオリティが高い選択肢を複数兼ね備えており、対戦相手に2択や3択を迫って優位にプレーできるからこそ、素晴らしい数字が残せているのではないでしょうか👏
またプレーの幅が広く、サイドからのチャンスメークに限らずハーフレーンや中央に進出してシュートが打てることも、対戦相手の対応を難しくしている気がします💡
(例)
第3節 90分5秒 ~
第4節 35分25秒 ~
第5節 47分35秒 ~
(※左から、第3節~第5節のボールタッチ位置)
シーズン通してどんなプレーを見せ、どんな数字を残してくれるのか、楽しみですね💖
これからも期待しています!
【おまけ】
嵯峨選手の攻撃スタッツ一覧
嵯峨選手の守備スタッツ一覧
嵯峨選手のボールタッチ位置&ヒートマップ一覧
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