負けたら19位決定のYS横浜。J3残留のために負けられない状況。


YS横浜は今節で負けると19位となりJFL2位との入れ替え戦となる。

宮崎は前節の試合結果によりJ3残留が決定。今節ホーム最終戦を勝利で終えたい。


宮崎とYS横浜の対戦成績をおさらい

直近5試合の対戦成績は宮崎3勝Y.S.C.C横浜1勝引き分け1。直近5試合ではやや宮崎の方が勝ち越している。今季の6月での対戦では2-0と宮崎がクリーンシートを達成。井上選手と橋本選手が得点をあげている。


宮崎の勝利は武選手のゴールが鍵?

8月17日の第24節の長野戦から宮崎で出場しているFW武選手。宮崎での初得点は26節ホームで行われた八戸戦。この日に2ゴールを決めたのをきっかけに、12試合で7ゴールと絶好調でチームの勝利に貢献してきた。武選手が得点した6試合は全て負けておらず、武選手のゴールがチームを勝利に導く!


ーー試合開始


【前半20分YS横浜先制】

ピッチ中央から右サイド菊谷選手へロングパスが通りペナルティエリアまで駆け上がりそのままシュート。キーパー弾いたところを脇坂選手がシュート。YS横浜が先制した。


【2分後(前半22分)にYS横浜追加点】

直後脇坂選手のミドルシュートで2点目。完全に横浜の流れを断ち切れず心の整理もできていないうちに2点目を取られた雰囲気でした。


時間帯別得失点率時間帯別得失点率


20分台30分台は互いに失点する傾向

20分台といえば今季は夏場飲水タイムが設けられた時間帯でもある。この飲水タイム直後に試合が動く事がよくあった印象がある。今節では飲水タイムは設けてないが20分台で試合が動いた。


【後半27分(72分)橋本選手のヘディングが決まり1点返す】

左サイドにいた永長選手のクロスから橋本選手のヘディングは決まりまずは1点を返す。宮崎としても決して得意な時間帯ではなかったが負けている状況もあり宮崎の時間帯でもあった。


得失点パターン


得失点パターン


FW橋本選手の高さが宮崎の武器。YS横浜はセットプレーやクロスからの失点が多い傾向。

宮崎のFW橋本選手は188cmの身長を活かしたヘディングでゴールが決まるパターンやゴールキックからのヘディングで橋本選手が競り勝ちセカンドボールを取得するという戦略はお決まりのパターンである。前節の沼津戦では同点にされたアディショナルタイムにゴールキックから橋本選手のヘディングから吉澤選手に繋がり勝ち越しゴールを決めた。橋本選手の高身長は宮崎の一つの大きな武器である。


【92分右サイドクロスからCB黒木選手がヘディングで同点】

永長選手の右サイドからのクロスを黒木選手がヘディングで合わせて同点。黒木選手はJリーグ初得点。


【96分永長選手フリーキックからFW武選手のヘディングで勝ち越し】

そして、武選手が決めた。ペナルティエリアから5mほど手前より永長選手がフリーキック。柔らかいボールに武選手がしっかりと合わせゴール。前節同様終了間際に追加点により宮崎の勝利となりました。


時間帯別得失点率


永長選手2本のクロスとフリーキックがゴールにつながる

永長選手は7月より宮崎にレンタル移籍中の選手。阿野選手と交代する事がほとんどで右サイドに入る。スピードがありドリブルが得意だが、34節ではミドルシュートも決まっており決定力も出てきた選手。それをきっかけに一気にチームに馴染めてきた。


【結果:宮崎3-2YS横浜で宮崎の勝利】

テゲバジャーロ宮崎ホーム最終戦となった今節は宮崎の劇的な逆転勝利となった。8月以降はホーム戦負けなし。順位は15位。最終節の試合結果次第では順位アップもできる。

YS横浜は19位が確定したため、JFL2位のチームと入れ替え戦に臨む。

宮崎は来季につながる試合を、YS横浜はJ3に残るために最終節で勝利を掴み今シーズンを終了したい。


Jリーグファンとしてはシーズンが終わる寂しさもあるが、来季の動向についても楽しみな面もあります。宮崎はレンタルの選手が多いため来季の選手たちの去就が気になります。株式会社NTTドコモがスポンサーになるというニュースも入ってきました。これから成長していくであろう、またJ2を目指して来季は本気になるだろうテゲバジャーロ宮崎のこれからが楽しみです。



【JFL入れ替え戦日程】

[第1戦]

12月1日日曜日

高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜

[Pikaraスタジアム]


[第2戦]

12月7日土曜日

Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSC

[ニッパツ三ツ沢球技場]


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