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1、今回のフォーカスは?


今回のデータでフォーカスは、このツイートを発信したくなった感覚についてフォーカスを当てて行きたいと思います。


この2ツイートを追及する上でのポイントは3点。


・20川本 梨誉のやばさ=20川本 梨誉の凄さ
・20ゴールへの期待感の源泉
・異次元と感じる理由


2、20川本 梨誉のやばさ=20川本 梨誉の凄さ


まず、最初にこの3つのデータをみて見ましょう。

ヒートマップ - 川本 梨誉

ヒートマップ - 山本 大貴

パスソナー・パスネットワーク

どうでしょうか?シンプルに見ると20川本 梨誉の凄さを感じるデータです。


ここで、特筆すべきポイントは、ボールタッチ数の多さです。出場時間に差があるとはいえ、FWという相手チームの選手が多いエリアの中で、高いボールタッチ数を誇っています。


役割が違うものの15山本 大貴と同じFWの選手と比べてもとても多くなっています。加えて、27木村 太哉や14上門 知樹に迫る勢いです。


27木村 太哉や14上門 知樹のタッチ数が少なくなっている中で、この数字を記録した20川本 梨誉がチームへのフィットが進んでいる事も感じられます。


3、20ゴールへの期待感の源泉


何故、ゴールが期待できるのか?そこの源泉となるフォーカスを当てたデータは、こちら。

時間帯別パスネットワーク図

どうでしょうか?ここも複雑な様で、シンプルにデータを見ると、ゴールへの期待感の源泉が見えてきます。


そうです。高い位置でのプレーエリアにもかかわらず、多くの選手からパスが集まっています。前項でも述べた通り、基本的には、アタッキングサードかつセンターレーンでは、ボールを受け辛いにもかかわらず、そういったエリアでもしっかり、ボールを受ける事ができている。


ゴールが期待できるポイントとして、良い位置(形)で、パスを受ける事にありますが、そういったエリアで、受けることができているので、基本的にゴールへの期待度は必然的に高くなる。そういったシーンがシンプルに多い事を示すデータとなっています。


どんなに、シュートが巧くても遠ければ決めるのは難しく、シュートを打つ回数が少なくても決めるのは難しい。


20川本 梨誉は、シュートを打つことを選択できる位置でのプレー機会が多く、シュートを決め易い位置でのプレーする機会も多い。


それが、20川本 梨誉の得点への期待度の高さに繋がっていた事が分かりました。


4、異次元と感じる理由


異次元と感じるポイントは、他の選手との差を感じるプレーの多さです。そこが感じられるデータを見て行きましょう。こちらです。

攻撃スタッツ - 川本 梨誉

攻撃スタッツ - 木村 太哉

攻撃スタッツ - 上門 知樹

攻撃スタッツ - 山本 大貴

どうでしょうか?4選手の比較となります。ちょっと、シンプルなデータですが、情報量の多さで、少し分かり辛いかもしれません。それでもシンプルに考えて行きましょう。


1人ずつ、違うデータ(同じデータ)を提示する事で、整理していきたいと思います。


まずは、15山本 大貴。上のデータを見て下さい。脅威のパス成功率100%ですね。え、こっちの方が凄いと聞こえてきそうですが、勿論、このデータも素晴らしいです。しかし、こちらを見ると…

ヒートマップ - 山本 大貴

このデータを改めて見てみると、タッチ数も少なく、降りて来てのプレーも多く、ゲーム自体には、あまり絡めなかった事を示すデータです。


次に14上門 知樹。シュート6本の枠内シュート3本。驚異のシュート本数。これは、両チーム合わせて最多のシュート数です。プレースキッカーも任されており、岡山で最もゴールを狙った選手となります。勿論このデータも凄い事に間違いありません。しかし、改めてこのデータをよく見てみましょう。

攻撃スタッツ - 上門 知樹

右SHでの起用の狙いの1つには、チャンスメークにありますよね?ただ、この試合では、ラストパスやクロス数が伸び悩んでいます。シュートを打つ機会に恵まれたが、チャンスメークの部分では、少し物足りない部分があります。


そして、27木村 太哉。いつもは、ドリブルをどんどん仕掛けて、ラストパスやクロスを入れて行くというシーンを多く演出できる選手ですが、この試合では、その数字が伸び悩んでいます。その理由は、こちらにあります。

ヒートマップ - 木村 太哉

この試合では、中央でのチャンスメークにトライしていました。バイタルエリアにおいて、ハーフスペースやセンターレーンで、決定的な仕事をする難しさを感じるデータになってしまいました。


では、ここで改めて20川本 梨誉のデータを見て見ましょう。

攻撃スタッツ - 川本 梨誉

ヒートマップ - 川本 梨誉

どうでしょうか?このデータが異次元であると感じる事ができますか?


まずは、パス数。15山本 大貴の100%には負けますが、パス成功数で上回っていますね。ポストプレーの巧さを感じるデータと言えそうです。


シュート数。3本で14上門 知樹の半数ですが、枠内率が約67%で、上回っていて、ゴールもしっかり決めています。決定力の高さを感じます。


27木村 太哉よりは、中央でのプレーは少ないですが、深い位置でのプレー数が多くなっていますね。それでもこのデータを記録した。中や深い位置での適性の高さを感じます。


そして、ラストパスやクロス数も多い。凄くバランスが取れた万能ストライカーであることを感じる驚異的な数値ですね。


数字だけでは負けない選手がいます。

攻撃スタッツ - 疋田 優人

そうです。アシストもゴールも決めた28疋田 優人です。ボランチの選手でありながら、攻撃での貢献度が非常に高い選手ですね。

ヒートマップ - 疋田 優人

ヒートマップ - 川本 梨誉

ただ、プレーエリアが、アタッキングサードと、ミドルサードと、違うので比較対象とするには、難しいと言えそうです。

時間帯別パスネットワーク図

それでも、このデータ通り、28疋田 優人のアシストは、20川本 梨誉のゴールですし、20川本 梨誉と28疋田 優人は、今後のホットラインになって欲しい関係です。


アシストは、スルーパスではなく、パスを呼びこむ20川本 梨誉に、28疋田 優人が、丁寧にパスをつけて、20川本 梨誉の個人技で決めたゴールではありますが、こういった積み重ねで良い関係性を築いて欲しいですね。


【ジェフ公式】【ハイライト】 2021明治安田生命J2リーグ第13節 ファジアーノ岡山戦

URL:https://youtu.be/sRiyhlFxzp4?t=131

20川本 梨誉のゴール動画は、こちら(131秒から:YouTube)。


5、千葉の中央守備の強度



千葉が如何に中央のスペースを固めて、岡山が攻めあぐねていたのか。加えて、そこで、仕事をしていた20川本 梨誉の凄さが改めて分かるデータをみて、今回のフォーカスを終えたいと思います。

攻撃スタッツ - 井上 黎生人

エリア間パス図

このデータ通りです。ミドルサードの所から侵入が出来ずに、何度もやり直しを繰り返しています。5井上 黎生人のパス数100本越えており、いかに千葉の守りの前にボールを、岡山が持たされていたかをを示すデータです。

エリア間パス図

この通り、千葉のパス数を見ての通り、ボール保持をある程度諦めてスペースを埋めて中央の守備を固めることに注力していた事を示すデータですね。


攻守において、個の裁量を重視した戦い方。そういった千葉相手に岡山は、攻めあぐねる中で、カウンターや個の力で失点を重ねたという試合でした。


その中でも終盤に得点という形で、可能性を見せた攻撃があります。それは、この2人から生まれました。

攻撃スタッツ - 宮崎 智彦

攻撃スタッツ - 下口 稚葉

今回は、ここのデータだけでは、どう通じたのか、説明は不可能ですが、動画を見ることで、先ほどの20川本 梨誉のゴールの凄さと、この2人が絡んだ28疋田 優人のゴールの流れ秀逸さが、こういった相手に有効であることがわかる。


「流れ」
11宮崎 智彦のサイドチェンジ→24下口 稚葉の高速クロス→14上門 知樹のヘッディングシュート→ポストバーに当たる→毀れ球を28疋田 優人が押し込む→ゴール


【ジェフ公式】【ハイライト】 2021明治安田生命J2リーグ第13節 ファジアーノ岡山戦

URL:https://youtu.be/sRiyhlFxzp4?t=323

28疋田 優人のゴールは、こちら(323秒から)。


6、後書き


負けた中でも収穫がある。そう信じて、チームには前進して貰いたい。20川本 梨誉の異次元のやばさが際立ち始めた。その中で、新加入の11宮崎 聡彦が早くも違いを出せるプレーを見せた。28疋田 優人が、パスで攻撃の中心になりつつある。


攻撃面は、非常に楽しみになってきた。しかし、CB2人の状態で不安定な試合が続いた。


33阿部 海人が公式戦で経験を積んで行く中で、判断の向上によるコーチングや連携の深化と、5井上 黎生人がDFリーダーとしてチームを引っ張れるメンタリティ。こういった部分が伸びてくれば、守備も安定してくる。


チームとしては、苦しい状況ではあるが、1戦1戦を大事にして、戦い抜いて欲しい。そして、少しでも上の順位を目指して欲しい。


文章=杉野 雅昭(text=Masaaki Sugino)、図(データ)=SPORTERIA様


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は、こちら(別サイト:note)。