今シーズン最後のアウェー讃岐戦。

色々な巡り会わせ、そして因縁があるチームです。

前節までの対戦成績

讃岐はゼノムビッチ監督が今シーズンで退任が決まりました。

「前節まで8戦勝ちなし」や「その中で得点は前節の1点のみ」などの情報もありますが気になるデータもあります。

下図は前々節第26節宮崎戦のスタッツです。

FK以外すべての項目で宮崎に負けています。

基本スタッツ

そしてこちらが第27節の抜け番を経て前節第28節のスタッツです。

負けはしましたが互角もしくは岩手をリードしています。

基本スタッツ

そしてフットボールラボからチャンスビルディングポイントです。

第26節宮崎戦から、ほぼ今期平均と同じ数値が並びます。

こちらが第28節岩手戦の数値。ゴールこそオウンゴールのため「0.00」ですが、攻撃の数値は今期平均を大きく超えています。

第26節と第28節を比べると以下の表のようになります。

攻撃、パス、シュート、奪取項目が大きく向上しています。

そしてスタッツでも比較してみるとゴール期待値、パス本数、チャンス構築率、ボール支配率に向上が見られます。

そのボール支配率も突出した時間があるわけではなく下図のように全体的に高くなっています。

この向上の理由を説明するものがパスネットワーク図にあります。

第26節と第28節の前半0-15分のパスネットワーク図です。

宮崎戦では赤〇の中で選手が重なっていますが、岩手戦では各ポジションで適度な距離が保たれています。

抜け番で空いた期間でチームの調整が行われていた効果ではないかと考えます。

その讃岐のスタメン予想ですが、前節大きくメンバー変更しており負けはしたものの好調を維持しているため大きな選手交代はないと思います。強いてあげるならシュートはあるものの決定的な得点があげれなかったのでFWを阿部選手、栗田選手があるかもしれません。

フォーメーション図

その中で要注意選手は28中村選手。シュート、ラストパス各5本と決定機を演出しています。

攻撃スタッツ - 中村 駿太

対する鳥取も前節勝利したため大きな選手交代はないと思います。

フォーメーション図

前節ゴールして4戦で4ゴールの田口選手に期待がかかります。

攻撃スタッツ - 田口 裕也

そして今治戦レビューでも書いた通り杉井選手のディフェンスの頑張りがチームの勝利に必須です。

さらに欲を言うなら石井光輝選手がプレーしていたようなオーバーラップしてからのクロスも見てみたいです。

攻撃スタッツ - 杉井 颯

最後に昇格戦線ですが4チームに絞られました。

熊本、岩手は勝利でJ2昇格が決まります。

そして降格戦線ですが18、19位が同じ勝ち点のためほぼ横一線です。

残り2戦トーナメントのような状況です。

残るはホーム最終戦!!

頑張れガイナーレ!!