SC相模原、開幕戦勝利!
高木監督が描くチームの姿は、
「降格しないサッカー」から、
「昇格できるサッカー」へ。
スタッツでは、沼津優勢な試合となりましたが、
昨季とは違い、勝ち切れるチームになる片鱗を感じました。
船山貴之選手とハイプレスとビルドアップ
開幕戦で一番驚いたのが、
船山貴之選手のハイプレスの理解度の高さと、徹底できる体力。
SC相模原でハイプレスが、効果的に決まっているシーンを見たのは初でした。
高木監督も、インタビューで、
ボール保持率ではなく、ゴールに向かう姿勢と、
前から仕掛けることは、
求めすぎるほど、選手に求めているとおっしゃっていました。
前半早々に決まった、ハイプレスからのゴールチャンスも、
船山選手きっかけで、浮田選手が連動して、ボール奪取。
昨シーズンは、ロープレス以外で、守備が出来なかったですが、
今シーズンは、前線からボールを奪えるチームになれそうです。
課題は、どこのチームでも散見しますが、
ハイプレスのタイミングのズレと、体力。
船山選手が、右サイドの選手にプレスに行って、
相手選手が、キーパーに返した後、左サイドへ。
その左サイドにプレスに行ったのも、船山選手。
船山選手は、76分に自ら交代を申し出ましたが、
34歳で、76分間、走り切ったことに、驚愕です。
ハイプレスのズレを減らして、
相手陣内での、ボール奪取を増えたら嬉しいです。
そして、船山選手は、前線からの守備だけでなく、
ビルドアップ時に、ボランチの高さまで下がって、
サイドの選手が、高い位置を取るというサッカー。
ビルドアップ時も、余裕があり、安定していて、
今後も、開幕戦同様の活躍に期待しております!
・松橋優安選手
相手のリズムを止める、ファールを誘発するドリブル。
何度も、相手の攻撃リズムを止めることに成功して、
相模原が立て直すチャンスを作ってくれました。
松橋選手は、ボールを持って前を向く技術があるため、
推進力の高さを感じます。
・石田崚真選手
昨季後半からも目立ってましたが、
ドリブル突破に加えて、
クロスのスピードと質が、
めちゃくちゃ高いです。
高山薫選手の加入以降の成長を強く感じており、
何かきっかけを掴んだのかなと、勝手に妄想してます。
・藤原優大選手
ディフェンスの安定が、何度か垣間見えました。
サイドに簡単に逃げていたシーンでも、
トラップをして、相手をかわして、前にロングパス。
簡単に、相手ボールにしない力の成長を感じました。
昨季も光っていた、スピードの速いロングフィードが、
想像していたより少なかったので、
そこの本数が増えることを期待しております。
・安藤翼選手
前線でのキープ力もあり、
シュートも、パスも正確無比。
昨シーズンの終盤も、児玉駿斗選手との連携での、
ゴール前侵入に成功していました。
今シーズンも、ゴールに絡む活躍を期待しております!
おわり
昨シーズン、J2でゴール期待値の低かったSC相模原。
昨夏に高木監督が就任し、
相手ゴールに向かう力を高めていましたが、
ディフェンシブな試合が続いてしまっていました。
昨シーズンの目標は、J2残留。
今シーズンの目標は、J2昇格。
負けないサッカーで昇格した、2020年とは違う、
勝ちきるサッカーで昇格する、2022年に。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/3/15 11:29
ハイプレスは2度追い3度追いしないといけないシーンが出てきますが、そこでチームが連動して取り切れるかどうかで体力も含めてゲームを左右する部分でもありますよね😅
ただ、実績のある船山選手がこういう姿勢を見せることで、チーム全体にエネルギー与えるのではないかと思います💪
プレッシングからの速い攻めがかなり効果的だったので、次の試合でも楽しみにしたいですね!