前節までの対戦成績得失点パターン

昇格請負人、石崎監督の言葉から。こういう時期は、メンタルが1番大事じゃ。

フォーメーション図エリア間パス図

富山さんは前節、勝利が必須な中宮崎さんをホームに迎えた。ボールロストからの即時奪回の激しさはそのままに、宮崎さんのスタイルをリスペクトした1-5-4-1でブロックを作る形を採用。先に失点してしまったものの、後半開始から、普段はアンカーで重要な役割を担っている姫野選手を交代し、FW大野選手を最前線に起用し、ロングボールで宮崎さんの最終ラインにプレッシャーを与え、試合をひっくり返す事に成功した。

攻撃スタッツ - マテウス レイリア攻撃スタッツ - 大野 耀平

試合開始時はFWとして、後半からはシャドーの位置でのプレーとなったマテウスは器用な選手である。FW大野選手、吉平選手といいFWがいて、誰を使い、どの並びでくるかは見てみる事としよう。ただ、前節も途中出場していた碓井選手が負傷で出られない事がどう影響するか。岩手としては前節も試合の入りが・・・という事だったが、富山さんのミッションは明確であり、どう対処できるかがこの試合の基本的な流れとなるだろう。


この1週間、ザワついていたのは間違いないだろう。クラブとしてカテゴリーを上げる事の苦労は知っているが、ホームの地で決められる可能性がある事はなかなかない事である。対戦相手がいて、他所の経過があって、2000人以上入ると見られるスタジアムがある。この時間を過ごせる事に感謝しよう。どんなストーリーが待っていても、その一足が道となる。