難敵との戦いを終えるとまた難敵との戦い。楽しみと不安が交差する。
昇格を狙う3年目のポポヴィッチ監督の町田さんはホームで引き分けスタート。開幕戦特有の雰囲気、1-4-4-2の並び同士のボールを握る争いの中で、ブロックの外をボールは回せても、なかなか相手ゴール前を崩す事ができなかった。解説の渡邉一平さんがサイドバックの位置が昨年より少し低めだと指摘された所、試合後監督がバックパスが多かったと振り返った所をどう修正してくるか。
町田さんがボールを握る展開が見込まれる中で、岩手がどう守備するか。2CBのボール回しにブレンネルしか対応できない中で、ボランチの1枚が下りてサポートする展開を行う機会があるか。アーリア選手であろうトップ下の選手が中盤のサポートに入って数的優位を作ろうとする際にどう岩手が対応するか。テセ選手も前節途中交代したが怪我ではなさそう。彼が入ればロングボールの起点を作ろうとする。前線の2枚によって対策の変更をしなければならない。万全なコンディションではないとわかっているが、とても怖い選手も控えている。
守勢が予想される岩手であるが、中村太亮選手のFKで対抗したい。開幕戦も左足の精度はすばらしかった。町田さんは守備FK時、DFラインを作りゾーンで守るのではなく、中央に3~4人のラインを浅めに作り、他をマンツーマンで守る形を取っていた。修正してくる可能性はあるが、制空権を握れるであろう岩手としてはこの点を突かない理由はない。町田さんが高さ対策でスタメンを変えてくる可能性は低いだけに、固く守りどれだけ陣地回復してセットプレーを得られるか。この点で昇格候補に坑っていくだけである。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/2/27 13:41
やはり町田は鋭く縦に速い攻撃のイメージがあるので、いつも以上に切り裂かれないようなケアが必要だなと思います!
パスネットワーク図を見るとあまりサイドバックを上手く使えていない?感じは気になりますね🤔
高さでは勝るだけに、セットプレーはもちろん、セットプレーを獲得するための手段としても上手く使っていきたいところですね💡