群馬さんは、4-4のコンパクトなラインで中央を固め、鋭いカウンターを仕掛けてくる。今年から就任した大槻監督がしっかり組織されたチームを作っている。
DF裏へスピードのあるFW2枚が出て行く形は非常に脅威となる。カウンターが打てない際には、右SB小島選手が高い位置を取り、3バック気味でボールを回していく。ゴールキック時にも、ターゲットがいないという事もあるが、後ろから繋いでいく形も用意している。試合毎にしっかりアップデートされている印象だ。選手交代を利用して、守備固めの為でもなく3バックにスムーズに変更できる。
中5日空いた岩手としては、どれだけコンディションが回復できているかがカギになる。3連戦はほぼメンバーを変えず戦ったが、状況が少し異なった秋田戦は、口にはしなかったものの、そこの差も完敗の一因になったのは否めない。
群馬さんは今シーズン、固い守備を誇っていたが、新潟戦長崎戦と3失点を喫した。これは、個人の力による所も大きかったのではないか。組織力の高い群馬さんに対し、どう打開していくか。ゾーン守備のコーナーキックへの仕掛けなど、どれだけ準備できたかが見られる試合となるだろう。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/4/9 11:27
>カウンターが打てない際には、右SB小島選手が高い位置を取り、3バック気味でボールを回していく。
今シーズンの群馬は、ボールを保持していない時間帯のカウンターだけでなく、ボールを保持している時の攻めが向上しているとともに、その使い分けも上手くなっているように感じます!
中央、特に城和選手は堅いですが、どうやってこじ開けていくか?
両者とも立ち上がりに探り合ってから~の30分以降のプレー選択に注目しています👀