状況はともあれリスタート。
大宮さんは開幕からの失点の多さからシステムを1-4-4-2に変更。前節長崎戦で今期初のクリーンシート。守備組織が改善されてきたように見える。
ボランチとして攻守の中心の矢島選手はセットプレーのキッカーを務める。左SB小野選手の左足のキック精度は素晴らしいものがある。彼一人でも左サイドの攻撃は脅威となるが、J2アシストランキング1位タイの柴山選手が前にいると、さらに破壊力を増す。
試合開始時はトップで、途中からボランチで出場した小島選手は、元々中盤の選手であり、FWで出る場合は、まだ慣れてないというもののいやらしい立ち位置を取り、ボールを受け展開できる力を持つ。前節はエース河田選手が前半のみで交代したが、天皇杯を含めた7連戦を見据えたマネジメントと思われる。どういうスタメンでくるかはわからないが、ボールを繋いで勝利を目指して戦ってくることは間違いない。
活動休止明けの岩手も、天皇杯を含めた6連戦が始まる。どういうメンバーを揃えられるかわからないが、7連敗中、暫定とはいえ最下位という現状を打破しなければならない。中2日で水戸戦になるので、なんとか勝ち点を持ち帰らなければならない。その為に限られた時間の中で、勝つ為にどういう準備をしたか見てみる事としよう。必勝祈願だけではないはずだ。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/5/18 11:51
大宮はリスクとリターンの所を整備したことが、巻き返しに繋がっている気がします💡
敵陣でのボールゲイン数(1試合平均)
~11節: 17.5
12節~: 13.8
自陣でのボールロスト数(1試合平均)
~11節: 22.6
12節~: 13.5
大宮の"整えた"バランスをどう崩すか、そのためにどんな準備をしているか、注目して見ます👀