8月唯一のアウェイは、暑い大分で。

前節までの対戦成績得失点パターン

PA内への進入傾向被PA内への進入傾向

大分さんは前節徳島戦。前半早々相手陣地でボールを奪い返し、サムエルの強烈な左足で先制。それからは徳島さんにボールを持たせる展開になり、2点目も奪えたものの、後半選手交代でシステムを変えた徳島さんの猛攻を受け、終了間際に追いつかれ、勝ち点2を失ってしまった。

パスソナー・パスネットワーク攻撃スタッツ - ペレイラ

攻撃スタッツ - エドゥアルド ネット攻撃スタッツ - サムエル

徳島戦は、展開上大分さんはボールを握れなかったが、そういう展開だからこそブラジル人選手の強烈さが目立った。ハムストリングの怪我から復帰したペレイラ、中盤で存在感を発揮するネット、最前線でしっかりボールをキープできるサムエル。

そして今週発表された金崎選手の復帰。もう練習には合流しているとの事なので、メンバー入りという事は充分に考えられる。

攻撃スタッツ - 梅崎 司攻撃スタッツ - 増山 朝陽

大分さんもチーム事情があり、どういうスタメンになるか分からない。前節は3バックを採用。岩手としては同じ並びになるが、大分さんはビルドアップの時にGK高木選手が積極的に関与したり、左CB三竿選手が左に開き、その間にボランチ主にネットが下りてきたりと、ハイプレスにしっかり対応できる術は持っている。

大分さんは左サイドからの進入が多い。三竿選手の存在も大きいが、3バックを採用すると、攻撃的な選手を使うしかなく、守備の所に不安を抱えるかもしれない。大分さんはクロスからの失点が多く、前回対戦でも、ビスマルクのクロスから色摩選手が二アで合わせて1点を返した。

スタジアムの暑さと芝の状態、何より後半戦無敗ながら、まずはプレーオフ圏内に入るために勝ち点3を取りに来る大分さんにどういう策を打てるか。

ブレンネルが出場停止の今節、どういう招集メンバーで乗り込むか。まずはハイプレスを交えながら、しっかり守備をして耐え、60分以降という流れは変わりないだろうが、その展開を大分さんはどう考えるか。焦りがうまれるのか、それとも待ち望んだものなのか。