2週間ぶりのJ3リーグ。ホームで迎える昇格候補の鹿児島戦。
鹿児島さんは前節宮崎戦。開始1分でDFラインでのパスミスから失点し、後半左からのクロスで追いついたものの、CKと中盤でボールロストからのカウンターで失点。後半途中出場の藤本選手が2アシストの活躍。後半追加タイムの鹿児島ユース育ちのルーキー武選手のJリーグ初ゴールで追いついた。
鹿児島さんといえばサイド攻撃。宮崎戦は早々に失点し4-4-2ブロックで構えられた事で余計にサイド攻撃に比重が高くなり、クロス総数33本。そこで1点目の福田選手の左からのクロス、2点目の武選手の折り返しと、点が取れるのが鹿児島さんの強みである。
間違いなくサイドの攻防がこの試合のカギを握る。サイド2枚の連携にトップ下の端戸選手が流れて絡んでくる。岩手のSHの人選がどうなるか見てみよう。
鹿児島さんのビルドアップの中心となる広瀬選手と木村選手。宮崎戦では両選手とも失点のきっかけを作ってしまったが、岩手戦でも木村選手がDFラインに下りて3枚で回してくるだろう。セットプレーのキッカーでもある木村選手。川崎育ちの正確なキックを蹴るベテランである。
宮崎戦ではスタメン6人を入れ替えたように、まだ最適解が見つけられてない。しかし、先週のTMでJ2熊本さんのサブ組に1-0で勝利。翌日も大学生相手に無失点で勝利。状態は決して悪くない。GWの連戦となる中、どういうスタメンでくるか。2週間前の奈良戦での嫁坂選手のプレー内容は素晴らしかった。
岩手は奈良戦では前半風上に立ち、クリスティアーノの飛び出しを有効に使いながらゲームを押し気味に進めたものの得点を奪う事ができなかった。
鹿児島さんも後半に強いチーム。開幕戦も残り少ない時間で逆転し、宮崎戦も追加タイムで追いついた。SHに交代要員が控えている事、そして鹿児島に帰ってきた藤本選手のピッチ内外での存在感は流石である。
KO時間の予想気温は25℃。まだこの暑さには慣れていない。アグレッシブな試合になる事は間違いないが、どうゲームをコントロールするか、今シーズン最初で最後の2週間空いた期間の成果を見てみよう。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2023/4/29 12:54
>サイド攻撃に比重が高くなり、クロス総数33本。
1試合でオープンプレーからのクロス33本は今季のJ3で2位タイの凄い数字でした。
そこを強みと見れば、リードしたとしても簡単にクロスエリアでボールを持たせないようなアグレッシブさが求められそうですね。
藤本選手もスタメンで怖い相手ですが、ホーム初勝利を飾りましょう💪