2週間前のダービーウィークで勝利した両チーム。異なる姿勢で臨んだ天皇杯1回戦を経て、宮崎の地で相まみえる。
宮崎さんは前節北九州戦。開始2分に永田選手のミドルのこぼれ球を南野選手が押し込み先制。松田監督の代名詞4-4のブロック守備で北九州さんにスキを与えず、クリーンシートで勝利した。
宮崎さん松田監督のスタイルは非常に明快である。4-4ブロックでのコンパクトでソリッドな守備。後ろからビルドアップしてチャンスを伺う攻撃。昨シーズン、ガンバさんに途中就任し残留というミッションを達成したように、1年目からその組織力はしっかりしている。
攻撃のキーマンは左SHのルーキー永田選手。スピードとフィジカルを兼ね備え、SBの田中選手との福岡大コンビの連携もよく、左サイドの攻撃は宮崎さんのストロングである。また、ボランチの左利き大熊選手や、攻撃時にはファジーな位置を取り、守備時に的確な場所に立つ石津選手など、各所に選手は揃っている。
わかりやすい宮崎さんのスタイル。先週の天皇杯1回戦も、北九州戦からスタメンを入れ替えなかったという事は、岩手戦でもアクシデントがない限り変わる事はないだろう。対策はしやすい。
岩手としては、攻撃側の人選をどうするか。宮崎さんの固いブロックをどう崩していくか。SHの人選でプランが見えてくる。宮崎さんに先制点を取られると非常に苦しくなる。試合の入りにどういう姿勢を見せるか、13時の宮崎市の気温は少し味方をしてくれそうだ。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2023/5/28 13:56
宮崎は堅いブロック守備からソリッドなカウンターのイメージがありますね!
不用意なボールロストを防ぎつつ、どう危険なエリアにボールを運んでいくかに注目しています👀
互いに連勝を狙う中で先制点は一段と重いので、後半もジリジリした展開が続きそうですね🔥