2試合連続クリーンシート中。今節は北九州さんをホームに迎える。
北九州さんは前節沼津戦。開始から沼津さんのビルドアップ対策の高い位置からの守備がハマり、そこから得たCKで15分に先制するも、以降は沼津さんにボールを握られ自陣での守備の時間が長くなり、前半終了間際に失点。後半もその展開は続き、効果的な攻撃もなかなか繰り出せず、後半終了間際のCKで失点し敗れた。
北九州さんは今シーズン田坂監督が就任したが、3節から11試合勝ちなしという状態で、10試合消化時で最下位の際には、クラブからのお気持ちが表明された。監督交代直前の鳥取に久々に勝利し、その次の試合の長野戦から3バックに変更。その試合が含まれた直近のPAへの進入数がとても少ないというのが現状ではあるが、その3試合でしっかり得点を取っているという事がこのチームのポテンシャルの高さを示している。
ここ3試合でFWに起用されている平原選手。166cmの本来は中盤の選手。今シーズンまだゴールはないが、LAVIDA仕込みのテクニックを生かし下りてボールを受ける所や、守備でのスイッチを入れる役目の貢献度を買われての起用だろう。
前節得点を取った村松選手は、3バックの右で、守備の強度はもちろんの事、攻撃にでられる時はサイドを駆け上がる。187cmの左ワイド乾選手は現在チーム得点王。そのうち3点は流れの中から奪ったゴール。なかなか前線で起点が作れない現状の中、どれだけ攻撃にパワーを注げるか。
岩手としては、北九州さんの方針がほぼ定まった事で、前から捕まえにくる相手をどういなし、速い攻撃が出せるか。5-4でブロックを組まれてしまうとさすがに崩すのは難しい。相手が出てきた時にそのチカラを利用できるか。積み上げてきた組織力が試される。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2023/7/9 13:37
北九州は5-3-2っぽい形で守っていて岩手の前線も相手のCBのうち2人を浮かすような形が多かったので、もう少し中盤での優位性を高めて相手を押し込んでいければと感じたのですが、相手の運動量でのカバーも凄かったですね。
逆サイドに振っても最終ラインのスライドはそれほど大きくならない&選手の距離感が開いてしまっていた気もするので、同サイドでもう少し人数を集めて崩すというのもあって良かったのかもしれません…?