基本スタッツゴール期待値

富山さんは前節長野戦。26分安藤選手のFKから池ヶ谷選手がゴールライン際で折り返し杉井選手が押し込み先制。富山さんはCFマテウスレイリアの所でボールが収まらず、後方でのビルドアップで様子を伺いながら打開を狙う展開。

後半KOからのロングボールのこぼれ球を拾った山中選手が脇本選手を抜いて追加点。ここから富山さんの逆襲が始まり、56分に後半から出場の碓井選手のシュートをキムミノが止めたものの、こぼれ球を拾ったSB安光選手のクロスに髙橋選手のヘディング、71分は右SB西矢選手のクロスに末木選手が右足で合わせ同点。そして91分、左に流れた髙橋選手からボールを受けた安光選手からの縦パスに、途中出場の伊藤選手が左45度から見事なシュートを決めて見事な逆転勝利となった。

前節までの対戦成績パスソナー・パスネットワーク

得失点パターンPA内への進入傾向

今シーズン富山さんは開幕から3試合引き分けスタートで、連勝が1回だけだが、連敗が1回もなく着実に勝ち点を積み重ねている。今後プレーオフ圏内あるいは2位を狙うには夏場にハイプレスを織り交ぜ勝ち点を積み上げていけるか。守備と攻撃のバランスが重要となる。

攻撃スタッツ - 碓井 聖生攻撃スタッツ - 高橋 馨希

昨年特別指定制度でプレーしていた2人はいまやチームの主力。FW碓井選手はフィジカルの強さを生かしチーム1位の5得点。左足の正確さでセットプレーも任されている高橋選手は全試合出場。レフティ独特の持ち方とボールも運べる素晴らしい選手。

守備スタッツ - 脇本 晃成攻撃スタッツ - オタボー ケネス

富山さんのルヴァンカップ勝ち上がりで日程変更となったこの試合。山形、清水、神戸に勝利した守備力は賞賛に値する。水曜日の試合は今月7試合目。今月CB2人が負傷し前節長野戦でも川上選手がGKと接触し左ヒザを負傷したと見られる。CBを任されるであろう脇本選手にかかる負担は少なくない。

両チームとも中2日で試合を控える。岩手は首位大宮さんのアウェイ戦。一般的に考えれば今治戦で出たスタメンがベースとなると思われるが、シュート24本を浴びた試合からどれだけリカバリーできているか。まずはこの試合の取り組み方について見てみる事としよう。