2020シーズンJ1リーグが、(省略)、連続投稿になりますがご容赦ください。

Football LABさんのデータには奪取Pがあります。今回は奪取Pを使用します。

チームごと、ポジションごとの奪取Pを集計しました。ポジションについてはFootball LABさんのデータにありますのでそのまま活用しました。なお途中出場選手はポジションが明確に明記されていませんので除きました。

結果は下表の通りです。最初の表が第1~30位です。1位は札幌:CBの1,205.1ポイントです。群を抜いて高いです。2位は広島:CB、そして3位は川崎F:CHと続きます。CBの奪取Pが高いと推測していましたが、そうでもないんですね。CBよりCHの方が高いチームがたくさんあります。CB優勢なのは札幌、広島、湘南、大分、横浜FM、G大阪の6チームです。CH優勢なのは川崎F、鹿島、名古屋、柏、FC東京、仙台、神戸、鳥栖、浦和、C大阪、横浜FC、清水の12チームです。CHの方が優勢ですね。こういったところに各チームの戦術が隠れているようです。第28位には湘南:OHがランクインしました。攻撃的なポジションです。湘南は前からボールを狩るようです。


下表は第31~60位です。CB、CH以外のポジションも出てきました。第37位に川崎F:RSBが出てきます。SBでボールを狩るようです。そして第54位には湘南:CF、第55位にはC大阪:CFがランクインし、ついにFWが出てきました。湘南やC大阪はCFの奪取Pが非常に高いことが特徴のようです。特に湘南はOHとCFの攻撃ポジションの奪取Pが他チームよりも高いです。チームは最下位だったのですが、戦術は特徴的なんですね。


奪取Pをポジションごとに見ていくと、各チームの守備戦術がおぼろげながら見えてきます。今回は全18チームをまとめて見ていきましたが、各チームごとに見ていくともっと重要なことが見えるかもしれません。簡単な集計でしたが面白いものが出来たように感じます。


いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。