筆者は名古屋グランパスのファンではあるが、この試合のレビューをするわけではない。

今回はJ1のホームアウェイ別のゴール期待値と得点を比較させていただく。

対象は2021シーズンにおいて5月31日までに終了した試合である。

まずはチーム別ホームアウェイ別のゴール期待値である。チームによってかなり差がある。首位の川崎Fの値が高い。一方で現在2位、我が名古屋グランパスの値は順位に反して非常に低い。


次はチーム別ホームアウェイ別の得点である。こちらもチームによってかなり差があることが分かる。首位の川崎Fのアウェイ得点が群を抜いていることも分かる。


特徴的なチームのみ下記に再掲する。

G大阪

ゴール期待値に比べて、アウェイの得点が著しく低い。


横浜FC

G大阪同様、ゴール期待値に比べて、アウェイの得点が著しく低い。


広島

ゴール期待値とは正反対になる。ゴール期待値に比べて、ホームの得点は減少、アウェイの得点は増加している。


札幌

ホームの得点は増加、アウェイの得点は減少している。内弁慶のようである。


神戸

ゴール期待値、得点ともにアウェイの方が多い。外弁慶?とでもいうべきか。


川崎F

ゴール期待値と比べて、ホーム、アウェイともに得点が増加しているが、特にアウェイの得点の増加が著しい。ゴール期待値よりも1点以上増加しており、もはや反則といっても過言ではない(褒めてます)。


鳥栖

好調の鳥栖は、ゴール期待値と比べて、ホームの得点は増加、アウェイの得点は減少している。札幌同様、内弁慶である。


ゴール期待値と比べて、アウェイの得点が著しく減少している。ゴール期待値ではホームもアウェイも遜色ないのに。


福岡

好調の福岡のゴール期待値はホームとアウェイで差があるが、実際の得点はホームアウェイともに差がなくなっている。ホームアウェイ関係なく得点できることが好調につながっているのだろう。


名古屋

アウェイの得点が著しく増加している。神戸とは多少異なるが、名古屋も外弁慶?といえそうだ。


今回は簡単に集計のみ行いました。単純集計でも面白いものが見えたと思います。

いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。

データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB[フットボールラボ] (football-lab.jp)