先日、攻撃1回当たりのパス本数の巻 | SPORTERIAのブログを投稿したところ、
SPORTERIAスタッフ様から「興味深いですね!直感的にですが、先制されることが多いとボールを持たされる&なかなかシュートに持ち込めない形になって負の相関の傾向が強まるというのもあるかもしれませんね💡」とコメントをいただきました。
得点経過とボール支配率の関係は分かりかねますので、勝点とポゼッションの相関係数を計算しました。使用したデータは9/7までに終了した2022シーズンJ1リーグの試合です。
結果は下表の通りです。
全てにおいて絶対値で0.4以上の項目はありませんでした。しかし76-90ポゼッションと勝点との相関係数は-0.36であり、他の項目よりも高い数値でした。このことから勝っている試合(終盤で逆転勝ちなどもあると思われるが、敢えて無視する)では、76-90分においてポゼッションは低くなる傾向にあることが分かります。「相手に攻められる」、「勝利を確実なものとするために守備的になる」などが言えると思います。
上表では、後半において時間が進むにつれて相関が強くなるのも興味深いです。
簡単ですが以上です。
毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/9/14 17:38
これは分かりやすいですねー!
大半はリードされているチームが残り15分攻め立てて、リードしているチームはセーフティファーストになるのでこういう数字になるのも納得感あります💡