先日、総走行距離の巻 | SPORTERIAを投稿したところ、SPORTERIAスタッフ様から、

「まさに、相手チームが走るならこちらも走らざるを得ない、という感じですね。その中でも、新潟は自分たちも走りつつ"相手をより多く走らせている"のかなと思います💡」

とコメントをいただきました。

新潟の総走行距離について少し調べましたので投稿します。


新潟と対戦相手の総走行距離を下表の通りまとめました。



総走行距離の差と勝点を下図の通り散布図にしました。

新潟は、総走行距離が相手を上回る方が勝点に結びつくようです。

勝点獲得には多くの要素(因子)が関係しているとは思いますが、総走行距離だけに因子を絞った単回帰分析の結果です。


有意差も検定しました。結果は下表の通りです。

勝点0の場合は勝点3、勝点1双方に対して有意差が認められました。統計学的に見て偶然ではない差があります。

「相手に走り負けるな」という言葉は、新潟のケースにおいて立派な戦術になるかと思います。



いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。

簡単ですが、以上でです。