こんなのを出していきます。



毎度のことながら、Football LABさんからデータを拝借しました。

対象は2023シーズンJ1リーグです。

514項目における各チームの平均値を算出し、相関分析を行いました。

手法は2023シーズン相関分析の巻(順位編) | SPORTERIAと同様ですので割愛します。

前回は得点を軸に見て行きましたので、今回は失点を軸に見て行きます。

失点と|0.6|以上の相関関係にある項目は下記の通りでした。

ゴールやシュート関連の項目が多いです。

ポジション別で見ると、相手RSB:avg(アシストFP)相関係数0.66、相手LSB:avg(アシストFP)相関係数0.63という項目が目立ちます。両サイドから失点しているように見えます。SBを置かないチームもあることから、相関係数が少し高くなっているようです。

失点パターンだと「失点セットプレーから」、「失点こぼれ球から」が目立ちます。

双方を散布図にしました。

初めに「失点セットプレーから」です。

セットプレーからの失点を減らさないと失点を減らすことが出来ません。

セットプレーは対策を立てやすいため、綿密に準備をすれば対応できると思われますが、チームによって大きな差が生まれています。


次は「失点こぼれ球から」です。

こちらもチームによって大きな差が生まれています。

こぼれ球というと運に大きく左右されるような気もしますが、散布図を見る限り運ではないように見えます。

ゴールは偶然の産物ではないということです。


あまりに簡単で分析にもなっていませんが、以上で終わりです。