こんなのを出していきます。




毎度のことながら、Football LABさんからデータを拝借しました。

対象は2023シーズンJ1リーグです。

514項目における各チームの平均値を算出し、相関分析を行いました。

手法は2023シーズン相関分析の巻(順位編) | SPORTERIAと同様ですので割愛します。

前回はクロスCBPを軸に見て行きましたので、今回はドリブルCBPを軸に見て行きます。

ドリブルCBPと|0.6|以上の相関関係にある項目は26項目ありました。

中央攻撃に関する項目が上位を占めていますが、赤枠の項目に興味を抱きました。

正(プラス)の相関では右サイド攻撃シュート率、負(マイナス)の相関では相手LSH:avg([パスレシーブCBP FP])と相手LSB:avg([パスレシーブCBP FP])です。

ドリブルCBPが大きくなると自チームの右サイド攻撃のシュート率が高くなります。

またドリブルCBPが大きくなると相手チームの左サイド(LSH、LSB)のパスレシーブCBPが小さくなります。

自チームの右サイドと相手チームの左サイドということで同サイドになります。

大変興味深い結果です。

散布図を下記に掲載します。

攻撃するということは、相手チームの攻撃を抑制することにもつながっているようです。


簡単ですが、以上で終わります。