こんなのを出していきます。



毎度のことながら、Football LABさんからデータを拝借しました。

対象は2023シーズンJ1リーグです。

514項目における各チームの平均値を算出し、相関分析を行いました。

手法は2023シーズン相関分析の巻(順位編) | SPORTERIAと同様ですので割愛します。

前回は左サイド攻撃((回数)を軸に見て行きましたので、今回は右サイド攻撃(回数)を軸に見て行きます。

右サイド攻撃(回数)と|0.6|以上の相関関係にある項目は21項目ありました。

はじめに正(プラス)の相関関係です。



注目したのは赤枠のショートカウンター空中戦使用率です。

相関係数は0.60です。

下記の通り散布図にしました。



右サイド攻撃(回数)が増えるとショートカウンター空中戦使用率が上昇するという関係です。

先ほどの表を再掲します。



今度は青枠も注目します。

青枠も含めて考えると、右サイド攻撃はショートカウンターが多く、ショートカウンターからクロスが増えるのだと思います。そしてクロスが増えるためショートカウンター空中戦使用率が上昇するという構図が見て取れます。


次は負(マイナス)の相関関係です。



注目したのは赤枠の相手:30mライン進入(回数)です。

下記の通り散布図にしました。



右サイド攻撃(回数)が多いと相手:30mライン進入(回数)が少なくなります。

右サイド攻撃(回数)が少ないと相手:30mライン進入(回数)が多くなります。

トレードオフの関係になっています。


簡単ですが、以上で終わります。