こんなのを出していきます。
毎度のことながら、Football LABさんからデータを拝借しました。
対象は2023シーズンJ1リーグです。
514項目における各チームの平均値を算出し、相関分析を行いました。
手法は2023シーズン相関分析の巻(順位編) | SPORTERIAと同様ですので割愛します。
前回はロングカウンター(回数)を軸に見て行きましたので、今回は敵陣ポゼッション(回数)を軸に見て行きます。
敵陣ポゼッション(回数)と|0.6|以上の相関関係にある項目は51項目ありました。
はじめに正(プラス)の相関関係です。
赤枠のCH:avg([パスレシーブCBP FP])に注目しました。
敵陣ポゼッション(回数)とCH:avg([パスレシーブCBP FP])の散布図を作成しました。
敵陣ポゼッション(回数)とCH:avg([パスレシーブCBP FP])は強い相関関係にあります。
CH:avg([パスレシーブCBP FP])以外の項目でもCH関連の項目の相関関係が強いです。
CH:avg([パスCBP FP])も相関関係が強く、CHがパスを受けてパスを出すことが敵陣ポゼッションでは必須なのだと思います。CHが潤滑油になっているのでしょう。
次は負(マイナス)の相関関係です。
赤枠のスプリント回数に注目しました。
散布図は下記の通りです。
敵陣ポゼッション(回数)が多いとスプリント回数が少なくなり、敵陣ポゼッション(回数)が少なくなるとスプリント回数が多くなります。
敵陣ポゼッションではショートカウンターやロングカウンターほど選手やボールが速く前進しないことによるからだと思います。
簡単ですが、以上で終わります。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2024/1/21 13:38
パスレシーブCBPについては相手ゴールに近いエリアでパス受けするほど高くなるので、相手を押し込んでCBの選手が高い位置(特に敵陣)で受ける回数が多いチームとそうでないチームで大きな差がつきそうですね。
>敵陣ポゼッションではショートカウンターやロングカウンターほど選手やボールが速く前進しないことによるからだと思います。
そうですね!
広島あたりはかなり外れた位置で面白いです。