毎度のことながら、Football LABさんからデータを拝借しました。
対象は2023シーズンJ1リーグです。
514項目における各チームの平均値を算出し、相関分析を行いました。
手法は2023シーズン相関分析の巻(順位編) | SPORTERIAと同様ですので割愛します。
前回は相手:ドリブルを軸に見て行きましたので、今回は相手:ドリブルCBPを軸に見て行きます。
はじめに正(プラス)の相関関係です。
相関係数0.6以上を抽出しました。
注目したのは赤枠の相手:61-75シュートです。また赤枠の下は相手:76-90シュートです。
これを見ると、試合終盤で相手:ドリブルCBPが高くなると、相手チームのシュートが増えるということになります。
相手:ドリブルCBPと相手:61-75シュートの散布図を作成しました。
相関係数は0.73で強い相関関係です。
左上の横浜FMは相手:ドリブルCBPが高く、相手チームに61-76分の間に約2.4本のシュートを打たれていることがわかります。
左下の川崎F・広島は逆に相手:ドリブルCBPが低く、相手:61-75シュートが少なくなっています。
横浜FMは終盤の守備に課題があり、川崎F・広島は終盤の守備も安定しているのではないかと思われます。
次は負(マイナス)の相関関係です。
注目したのは赤枠のCH:avg([奪取P FP])です。
下記の通り散布図にしました。
相手:ドリブルCBPが高くなるとCH:avg([奪取P FP])が低くなる。もしくはCH:avg([奪取P FP])が低くなると相手:ドリブルCBPが高くなるようです。相手チームのドリブルに対してはCHの守備が重要ということになるかと思います。
簡単ですが、以上で終わります。
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