GM兼監督の上野山信行が辞任-
そんな衝撃的な発表がされ、
暫定監督に西村俊寛を据えたカマタマーレ讃岐。
クラブ史上初シーズン途中での監督交代。
短い準備期間で西村俊寛暫定監督が
用意した布陣は昨年途中で、
望月一仁・前々監督が採用した、3-1-4-2の復活。
対する藤枝MYFCの倉田安治監督は
開幕から引き続き4-4-2を採用。
カマタマーレ讃岐の
藤枝MYFC対策は随所に見られた。
-が。
讃岐のとって、
唯一とも言える想定外。
それは叩きつけるような
大粒の雨が降りしきった
当日の天候だったと思う。
低い位置でも繋ぐことを意識し
藤枝MYFCの強烈な
センターラインへの対抗策。
佐々木渉の先発起用や、
高木和正・薩川淳貴の
2人のレフティーを並べた右サイドも
降雨の影響が強く、
結果としてロングボールを、
選択せざるを得ない場面が
散見された結果、
機能したとは言い難い内容に
終始してしまった。
ただ、
西村俊寛暫定監督を始めとした
チームにこれだけ短い準備期間で
多くのことを求めるのは
少し酷だと思う。
前半35分、
この試合唯一の得点-
すなわち、決勝点となった
藤枝MYFC宮本拓弥のヘディングシュートが
ネットを揺らした数秒後、
手を叩き味方を鼓舞した
讃岐のキャプテン竹内彬、
同じく下を向かせずを
顔を上げさせた西野貴治の姿。
終盤、
藤枝MYFC鈴木惇の
素晴らしいフリーキックを止め
集音マイク越しの中継画面に響いた
讃岐のキーパー浅沼優瑠の声。
近年、
複雑かつ複合化する
フットボールの戦術も
それを動かすのは
単純な感情だ。
結果として、
勝ち点も得点も、
何も産み出せなかった
この90分だって、
きっと無駄じゃない-
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2021/4/7 19:19
ブログありがとうございます!
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3421Football
2021/4/8 11:38
コメントありがとうございます。
今は非常に厳しく苦しい時期ですが、この期間も(そしてこれまでの期間も)これからのクラブの礎になっていきますよね。
チーム一丸となって、1歩ずつ前に進んでほしいです!
他クラブに比べ、1歩の歩幅がとてつもなく小さいですが、ほんの少しずつでも確かに前進してますので変わらず応援しようと思います。