概要
2019年11月24日、三脇フロンティア柏スタジオで行われた、J2柏レイソル対京都サンガF.Cの試合結果が13-1と、大差で柏レイソルが勝利を収めた。様々な部分で歴史的な記録を更新された。それに関する分析をしてみる。
選手の紹介
スターティングメンバー
選手の動きの分析
この試合でキーパーソンとなったのは、J史上初の1試合8得点を決めたオルンガ選手。試合でのオルンガ先週の動きを見てみると他の選手と比べて攻めの動きを積極的に行っており、特にドリブル率とシュート率が非常に高い。奪取率の低さから、仲間からのパスを得点に繋げていたことが伺える。
シュート率とポゼッション率
前半のポゼッション
後半のポゼッション
一試合を通して京都は柏よりもポゼッションは有利であるものの点差では圧倒的に劣った。
一方柏は自陣でのプレーが多かったが、左右中央とグランドの幅を非常に有効活用したため
ボールを正確にコントロールしチャンスのときに一気に敵陣で仕掛けるという策を遂行できたと予測できる。
両チームの平均を考慮して考察すると双方とも特段にシュート数が多いということではない。しかし柏の枠内シュート率が非常に高い数値を記録しており、キックの精度やシュートするエリアがとても良いものであったと予測できる。
シュートの軌道分析
・柏レイソル
サンガよりもゴールに近いところからシュートできている。セカンドトップやセンターフォアードからのシュートが多い為、決まりやすい。シュート位置が真ん中に集まっている為、シュートをする位置を大体決めていることが伺える。ゴールの軌道は外側からゴール真ん中に向かってシュートしている。
・京都サンガ
ミッドフィルダーからのシュートが多い。シュート位置がバラバラでシュートの確率もレイソルより低い。ゴールの軌道はまとまりがなく、一か八かでシュートしているように考えられる。
記録更新されたJリーグの4つの記録
①1試合の個人得点が8得点で最多更新
柏レイソル
FW14 オルンガ, OLUNGA
生年月日:1994/3/26
出生地:ケニア
京都サンガF.C.戦にてオルンガ選手は足元だけではなく、193cmの高身長を生かしてヘディングで2得点計8得点を決めた。この試合が行われる前のJリーグ最多個人得点は5点であり、全てが1999年以前の記録である。
②1試合のクラブの合計得点が最多更新
柏が13得点を決めたことは、1998年ジュビロ磐田が9得点を決めた以来の記録更新である。
③1試合最多得点差更新
柏レイソル対京都サンガF.C.の得点差が12であることは、2003年のヴィッセル神戸対大分トリニータをはじめとした4試合の同率得点差8を大きく超える記録更新である。
④1試合合計得点が最多更新
柏レイソル対京都サンガF.C.の合計得点は14であることは、1998年のセレッソ大阪対柏レイソルの5対7、合計得点12以来の記録更新である。
※出典
J LEAGUE. jp : https://www.jleague.jp/player/1607706/#attack
FOOTBALL LAB : https://www.football-lab.jp/kasw/report/?year=2019&month=11&date=24
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2020/11/6 11:54
まさに"記録的"な試合でしたね!!これを超える試合がいつか生まれるのでしょうか・・?