ルヴァン敗退、払拭したい勝負弱さ

ルヴァンカップ6戦目のホーム京都戦は0-1で柏が敗戦、GS突破はならなかった。

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スタメン【柏レイソル】(3-5-2)

GK:佐々木

DF:土屋、染谷、田中

MF:北爪、ドッジ、加藤、中村、岩下

FW:升掛、落合

スタメンはリーグ戦メンバーから11人全員を変更、中盤から前に本来ボランチの選手を4人起用し前から守備もできる選手を並べた。

両チーム共にアグレッシブにボールを奪い速い攻撃を狙うが、徐々にペースを握りシュート数を増やしていったのは京都。柏は加藤を中心にボールを前に送るも収まらない展開が続き0-0で前半を終えシュート数は1対9と京都が大きく上回った。

ハーフタイムで加藤に代えて椎橋 、落合に代えて森を投入すると柏の攻撃が活性化、59分には椎橋からのパスで森が裏へ抜け出しシュートを放つ。しかしゲームを動かしたのは勝たなければいけない京都、73分に柏の右サイドで前に食いついたDFの裏を取った荒木がドリブルで持ち込み中へ折り返す。中央で受けた途中出場の大前がトラップから右足を振り抜き先制点をあげる。柏は鵜木を前線に、大南を右サイドに投入、サイドからの攻撃で同点を狙うも左サイド岩下からのクロスにあわせたドッジのシュートは枠を外れてしまう。そのまま0-1で試合は終了し柏のGS突破はならなかった。

条件としては一番有利だった柏がホームで敗戦しGS突破に失敗した。固い試合で確実にGS突破を狙うのか、攻撃的な選手で得点を狙うゲームにするか、もっと明確なスタメンを選ぶべきだったのでは?と思わざる得ない結果となった。先制点を許し同点に追いついけなかった勝負弱い流れはリーグ戦への影響も心配される。



【柏アカデミー出身比率(ルヴァンGS6節まで)】

スタメン比率47%(31/66) 出場比率48%(43/89) メンバー入り比率54%(58/108) 


【柏アカデミー出身比率(リーグ13節まで)】

スタメン比率24%(35/143) 出場比率27%(53/195) メンバー入り比率37%(86/234)


ルヴァンカップはアカデミー出身の若い選手を多数く起用し、升掛などチャンスをつかんだ若手選手も出てきた。これを大きな成果とするためリーグ戦で結果を見せてほしい。


<柏・選手短評>    

GK:佐々木 失点は防げないシュート。ただしクロスボールの処理に苦戦する場面も。経験必要。

DF:土屋  前に食いつきボール奪取する場面あるも、失点場面では裏を突破される。経験必要。

DF:染谷  タックルを交わされピンチになる場面も、失点場面も経験で統率してほしかった。

DF:田中  危ない場面を救うシーンを見せ、良いフィードも見せる。もっと試合に出たい。

MF:北爪  前半のチャンスは右サイドの北爪からのクロス。前への推進力は変わらず見せている。

MF:ドッジ ボールを運べる選手だが、もう一歩の強さ見せたい。終盤のチャンスも決めたい。

MF:加藤  前線へのパスでチャンスをつくりたかったが前線で収まらず。イエローもあり交代。           

MF:中村  ボールに多くかかわりパスでゲームをつくりたいが逆に狙われる場面も。

MF:岩下  前への推進力は見せてきている。惜しいクロスも見せ徐々に良さを見せてきている。

FW:升掛  コンタクトへの強さも見せプレーに自信も見えはじめている。得点伸ばしたかった。

FW:落合  最前線での起用はさすがに難しい。中盤からチャンスをつくる役割与えたかった。


FW:森   後半途中出場でシュートの場面はつくる。ヘディングシュート決めたかった。

MF:椎橋  後半から入り攻撃を前へのパスで攻撃を活性化も失点の場面は防げず。

MF:鵜木  途中出場でチャンスメイク、運動量もありもっと時間与えてもよかった。

MF:大谷  久々の出場でも的確な位置取り見せる。スタートからの起用でもよかってのでは。

DF:大南  DFながらも右サイドの切り札で起用され違いを見せる。


【柏アカデミー出身比率】

スタメン:GK佐々木、DF田中、MF加藤、FW升掛、落合

 ※スタメン比率45%(5/11) 

リザーブ:GK松本、DF古賀、MF大谷、鵜木、FW森

 ※出場比率50%(8/16) ※メンバー入り比率 55%(10/18)


【柏アカデミー出身比率(ルヴァンGS6節まで)】

スタメン比率47%(31/66) 出場比率48%(43/89) メンバー入り比率54%(58/108)